オーケーストアで出会った片栗粉「とろみちゃん」が超便利 / ふりかけタイプ？意味あんの？と思いきや使ってみたら革命が起きた

2022年5月13日

ネットで「ポチッ」とすればモノが買える時代。だけど、ノーマークだった商品に思いがけず出会えるのは実店舗の良さと言える。先日、オーケーストアで出会った片栗粉が革命的だったためご紹介したい。そう、片栗粉だ。私（中澤）は間違いなく片栗粉の話をしようとしている。

いや、分かるよ？　前のめりになれる話題ではないことは。私も片栗粉に興味なんてなかった。なんならほぼ使わないし。しかし、そんな私は現在、なんにでもとろみをつけたくて仕方がなくなっている。「とろみちゃん」の存在によって。

・「とろみちゃん」とは

「とろみちゃん」とは片栗粉をふりかけ形式にした株式会社丸三美田実郎商店の商品。コンセプトとしては本当にただふりかけにしたってだけのもので、容器に入っているのは顆粒状になっただけの片栗粉である。

片栗粉がふりかけになったからどうだと言うのか？　使うまではそう思っていた私だが、いざ使ってみると片栗粉のイメージが180度変わるレベルの劇的変化を味わった。

まず、私がなぜ片栗粉をほぼ使わないかと言うと面倒くさいから。水で溶かすと、ボールとか皿とか洗い物が増えるし、料理手順も1つ増えるのでもう無くていいやと思ってしまうのだ。だが、「とろみちゃん」だと……

料理中、調味料のように振りかけて終わり。

片栗粉を使ってるのに、指も汚れないし、準備もいらないってマジかよ。片栗粉って使ったらキッチンが白く染まるものちゃうかったんけ？　しかも、顆粒状のためか適当にやってもパラパラ均等にふりまかれダマにならない。まさにふりかけ！

手軽なのはもちろんだが、片栗粉をこんなに直感的に使うことができるなんて。きっと普段から名前のない料理を自炊する人ほど衝撃を受けるに違いない。

もちろん、鶏むね肉をコーティングしたりするのにも使える。ちなみに、鶏むね肉は片栗粉でコーティングした後、沸騰したつゆに入れてから火を止めてフタをし、20分余熱で茹でると柔らかく仕上がるぞ。

シンプルな発想ながら劇的に使い勝手が良くなっているとろみちゃんは、私の料理に革命をもたらしたと言っても過言ではないだろう。片栗粉革命だ。もうとろみなしでは生きられない。

この商品は他の人にとっても革命をもたらしてくれるに違いない。そこで「とろみちゃん」について調べてみたところ、どうやら平成7年にふるさと食品中央コンクール農林水産大臣賞を獲得しているようだ。って、平成7年？

27年前からあるだとォォォオオオ!?

なんで誰も教えてくれんかったん？　というわけで、革命的な新商品かと思いきや意外と古株であった。興味のないことってネット検索では知れないんだよなあ。

感動のあまり27年前のニュースをいち早くお届けしてしまったが、まさに今回の出会いは実店舗に行くだいご味だったとも言える。ありがとうオーケーストア、知らないことを教えてくれて。普段自炊をする人ほどお料理革命が起こること請け合いの本商品。私のように存在を知らなかった人は1度試してみてくれ。