ロケットニュース24

【全然別物だった】同じような値段で売っている無印良品とユニクロの「軽量折りたたみ傘」を徹底比較! 実際に広げないと絶対にわからない根本的な違い

2022年4月26日

どうもこのところ、ダイソーの伝説的な折り畳み傘「折りたたみ(軽量)500円」の品切れが相次いでいるもよう。理由は定かではないが、見つけたら買っておくことをオススメしたい。なにせ500円。理由は後述する。

では、もうダイソーでは買えない軽量の折り畳み傘をどこで買えば良いのかというと……ずばり無印良品とユニクロである。ダイソーのあの商品と同じようなコンセプトの軽量折り畳み傘が両社で売られていたのだ。

はたしてどちらで買うのが正解なのか? その答えを導き出すべく、両方を購入し徹底的に比較検証してみたところ、ビックリするくらいの違いが明らかになったので情報共有しておきたい。広げてビックリ新事実!

・両者入場

今回ガチンコで戦うのは、無印良品所属『軽量 晴雨兼用折りたたみ傘』と、ユニクロ所属『ウルトラライトコンパクトアンブレラ(UVカット)』である。

名前からも分かる通り、 “軽量” であり、“日傘にもなる” 折り畳み傘であり、まだまだ他にも共通点があったりする。購入時のラベル等から把握できる共通点は以下の通りとなっている。


無印良品 【vs】 ユニクロ
1490円(税込) 【価格】 1990円(税込)
50cm 【親骨】 50cm
カンボジア 【生産地】 カンボジア
ポリエステル100% 【素材】 ポリエステル100%


ほぼ同じ。価格がちょっと違うだけ。こうなると断然無印良品だよなァ〜……なんて思いがちだが、ちょっとまったァ〜! それではさっそく、実際に徹底比較していこう。


・折り畳んだ時の長さ

まず折り畳み傘において非常に重要な「折りたたんだ時の長さ(大きさ)」であるが、無印良品が約21cmなのに対しユニクロは約25cm

こうなった原因は、ユニクロ傘の「持ち手」の豪華さにある。この持ち手の形状によって、約4cmの差が生じてしまったのだ。


・重さ

これまた差が出た。無印良品は114gなのに対し、ユニクロは128g。どちらも親骨は50cmなのに、小さくて軽いのは無印良品。でも、一体なぜ……? その秘密は、広げた瞬間に明らかになる!


・形状

ななな、なんと! ユニクロは一般的な傘と同じ「六角形」なのに対し、無印良品はダイソーの伝説傘と同じく「五角形」なのである。つまり、骨が1本少ないのだ。これなら軽くなって当然だし、ということは……


・広げた時の大きさ

そう、広げた時の大きさも全然違うのである。ユニクロの方が、無印良品よりも一回り大きい感じ。

男性など、大きな人ならユニクロを選んだ方が良いと思う。

余談だが、無印良品の傘(1490円)は、ダイソーの500円傘と大きさもほぼ同じ。同じところで作っているのでは? って思うくらいの類似性があった。ダイソーで見つけたら即ゲットの理由はここにある。


・傘としての性能

浴室内で傘をさし、実際にシャワーを浴びてみたが、どちらもバッチリと雨から身を守ってくれた。これは当然か。でも、一回り大きなユニクロのほうが、より “守られている感” はあった。


・風に対しての強さ

内側から強風に煽られると、ブワッとひっくり返るのが傘の宿命であるが……

無印良品のほうは、何度やっても「ブワッ」とひっくり返ることはなかった。よって、強い。しかしながら、突風的な強風に煽られたら、逆にその強さが仇となり壊れる(曲がる)可能性もあるかもな……と感じた。


それに対し、ユニクロの方はすぐにひっくり返る。逆らわないというか、力を受け流すというか、風を受け流す的な構造になっている。個人的には、こっちのほうが壊れにくいんじゃないかな……と推測している。


──てな感じ! 同じだと思っていたら全然違ったので比較した私自身もビックリしているが、結論的には「小さくても良いなら無印」であり、「少しでも大きい傘を求めるならユニクロ」……かなと思う。以上です!

参考リンク:無印良品ユニクロ
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

モバイルバージョンを終了