なめらかでまったりとした味わいの「キリのクリームチーズ」、シナモンが香るロータスのビスケットこと「ロータス ビスコフ」。どちらもとっても美味しい食べ物ですよね。
では、このふたつを組み合わせると……。
美味しい ✕ 美味しい=激ウマ のスイーツが作れてしまうんですのよ。
しかも超簡単に。よく食べ物同士の相性がいいことを「マリアージュ」なんていいますが、キリとロータス ビスコフは菅田将暉&小松菜奈の夫婦くらい相性がいいのです。
ただし、このレシピは簡単&美味すぎて、大変お太りになる可能性もあるので、この先は心してお読みあそばせ……。
・絶品スイーツ「ロータスとキリのキャラメルチーズケーキ」
<材料>
・キリ クリームチーズ 1個
・ロータス ビスコフ 2枚
<作り方>
1. ロータス ビスコフを個包装から出す
このレシピでもっとも難関なポイントです。ロータスは寸分の余裕もないほどギチギチに袋に入っています。また、個包装が異常に薄く、ギザギザに沿って縦に切ろうとすると、途中で袋が裂けてビリビリになってしまい、力づくで出すとビスケットも割れてしまいます。ハサミを使ってキレイにお上品に出してくださいませ。
2. キリのクリームチーズを個包装から出す
このレシピで2番目に難しいポイントです。キリは不思議なパッケージで、矢印に向かってアルミの個包装を引っ張るだけで、キレイにチーズが取り出せるようになっていますよね。ロータスに比べると格段に出しやすいです。しかし、調子に乗って雑に出すと四隅にチーズが残ってしまうことがありますわね。ゆっくり慎重に取り出しましょう。
3. 片方のロータスビスコフにキリを載せる
取り出したキリのクリームチーズを、片方のロータス ビスコフにのせます。ロータスからキリがはみ出してしまいますが気にしないようにしましょう。
4. もう1枚のロータスビスコフを重ねる
ここまでくれば安心。もう1枚のロータスビスコフを、3の上に重ねて完成。
以上でございます。
・魅惑の味わい
もったいぶって書きましたが、この「ロータスのキリサンド」はめちゃくちゃ美味しいのです。
最初に感じるのはロータスビスコフのカリッとした食感と、キャラメルとシナモンの甘く香ばしい味わい。噛みしめると、キリのクリームチーズのほのかな塩気とクリーミーな味わいが広がります。サクサク食感とクリーミーな食感の対比もたまりません。
やがてモグモグ噛んでいるうちに……なんということでしょう! 口の中でキャラメルチーズケーキの味わいへと変化するのです。
ロータスのシナモンの香りがアクセントになって、まるでカフェのこだわりチーズケーキのよう。
「チーズケーキがないなら、ロータスとキリを一緒に食べればいいじゃない」と、かのマリー・アントワネットも言っていたのではないか……と私は思います。
・応用「ロータスとキリのオープンサンド」
ロータス2枚だと甘すぎると思った方はレシピの4番の行程を抜いて、
・ロータス ビスコフ 1枚
・キリのクリームチーズ 1個
でオープンサンドにしても。
こちらは先にキリのクリームチーズの塩気とクリーミーな味わいを感じ、噛みしめるうちにロータスビスケットの甘さと香ばしさが口の中に広がっていく……という「塩っぱい → 甘い」の複雑な味わいに。分量を変えただけでまったく違う味わいになるので気分に応じて楽しんで。
味のグラデーションがたまらないキリ ✕ ロータスのチーズケーキ。
手軽なうえに1度食べだすと止まらなくなるので、深夜に食べるのはNG。くれぐれもお気をつけあそばせ。
参考リンク:ベルジャポン、ロータス「ビスコフ」
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.