気付けば2021年もあと2週間ほど。今年を振り返ると、世界的には手探りが続いているような年であったと思う。みんな1年ホントお疲れ様でした

事実、みんなにも自分にも「よく頑張った」と思う2022年。スシローでも、そんな1年をねぎらうキャンペーンが開催されているので、自分へのご褒美に行ってみた。

・すしおさめ総評

2021年12月15日から開催されたこのキャンペーンの名前は「すしおさめ」。大とろが黄皿(税抜き100円、都市型店舗は税抜き120円)で登場することは以前の記事でお伝えしているが、もちろんそれだけではない。実際始まってみると、「濃厚うに包み」や「天然生車えび」も黄皿で登場しているし……


感動皿(税抜き300円、都市型店舗は税抜き320円)には、「あわび食べ比べ」「特大ぼたん海老」「本格フカヒレにぎり」「サーロインの炙り」などがラインナップされている。

事前情報では大とろの安さ推しだったが、フタを開けてみると豪華ネタ推しといった感じ。全部食べてみて個人的にオススメだと思ったのは以下の4皿である。


・大とろ(税抜き100円、都市型店舗は税抜き120円)

醤油を弾くくらい脂が乗っていて安定のウマさ。これが黄皿は熱い。


・濃厚うに包み(税抜き100円、都市型店舗は税抜き120円)

以前の記事でも触れたが、スシローのうにはこだわりの一品。いくらはお値打ち皿(税抜き150円、都市型店舗は税抜き170円)に値上がりしたけど、うにはまだ黄皿なのがありがたい。


・サーロインの炙り(税抜き300円、都市型店舗は税抜き320円)

スシローの肉寿司は値段ゆえかちょっと物足りないことも多い私だが、これは違う。肉が分厚いのに口の中で溶けるような柔らかさはさすがの和牛A5ランク! しかも、2貫だし。


・とらふぐ3種盛り(税抜き580円、都市型店舗は税抜き600円)

スシローでは高めの価格設定だが、個人的には、ふぐの王様とらふぐの皮湯引き、にぎり、アラ唐揚げが揃ってこの価格はむしろ安いと思う。身はプリップリだし、旨味があって、やっぱりマフグとは違うなあと思わされた。

というわけで、豪華ネタも価値あるものが揃っている「すしおさめ」は思い切って贅沢する気持ちで臨んだ方が楽しめそうだ。スシローでとらふぐが登場することもあんまりないので、本気で「ウマイ」と言わせに来ているラインナップと言えるだろう。

・罠

この時点で私は十分お疲れ様されてしまったわけだが、全部食べ終わってレーンを見ている時、衝撃的な情報が目に飛び込んできた。マジかよ……


生ビールジョッキ半額だとッ!?

そう、「すしおさめ」と同時に平日のみ生ビールジョッキが半額の税抜き240円となるキャンペーンが開催されていたのである! この1年お疲れ様というテーマの「すしおさめ」をカモフラージュに裏でこっそりビールを半額にしているとは……一体、どれほど我々にお疲れ様すれば気が済むのか

そして、どれだけスシローに通うんだ我。とりあえず12月29日までに平日また来よー♪ ゴクゴクぷっはァー! おのれスシロー! またしても謀りおったな!!

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼「すしおさめ」その他のネタ。寒ひらめ(税抜き300円、都市型店舗では税抜き320円)

▼匠の一皿・寒ぶりと生ハムのロールすし仕立て(税抜き300円、都市型店舗は税抜き320円)

▼渾身一滴本鮪ねぎま汁(税抜き350円、都市型店舗は税抜き370円)