丸亀製麺の「うどん弁当」については当サイトでも何度も詳報しているが、なんと発売から約7カ月で累計1500万食を突破、日経トレンディ「2021年ヒット商品ベスト30」に選出されるなど大好評だという。
しかし、やはりテイクアウトの宿命。店舗で食べる出来たて熱々のうどんには敵わない……と思っていたら、冬季限定で「熱盛」が登場! しかも電子レンジ対応!! 温め直しができる……!
・「熱盛 えび天 玉子あんかけ うどん弁当」(税込590円)
メニュー名からして情報があふれている。目玉といってもいい最上位弁当は「熱盛 えび天 玉子あんかけ うどん弁当」(税込590円)。容器は重箱のように二段重ねになっていて、ずっしりとした重さ。
上段に彩りよく並べられた天ぷらは、これまでの「うどん弁当」と同じ。
えび天と、野菜バラ天。野菜バラ天は、ミニサイズの野菜かき揚げのようなもの。
素朴な、ちくわ磯部天
お弁当らしく、きんぴらごぼうと玉子焼き
そして下段には「玉子あん」がたっぷり入っている! さすがに真横にはできないだろうが、手提げ袋で普通に持ち帰ってくる分には水分がもれることもなかった。
公式オススメの食べ方は、まず天ぷらを分離すること。このときフタを使うとよい。
そして麺を玉子あんにドボン! 店舗を出てから優に20分は経っているのだが、この時点でも麺が熱々なのに驚く! なかなかの保温力である。
えっ、この玉子あん、めちゃめちゃ旨い! 冬の定番なの!? 個人的に店舗では「釜揚げうどん」一択だから知らんかった……。
ほんのり甘くて、コクがあって、少しだけとろみがあるから麺によく絡む! テイクアウト商品にありがちな「まぁこんなもんかな」という感想を飛び越えて、本当に美味しい。
しかもこの容器は、電子レンジ対応(黒容器のみ対応、フタと中皿は不可)なのだ! 出汁にうどんを入れた状態で、500Wで3分、700Wで2分半だ。
ホカホカと湯気が上がる状態に生き返る! 不死鳥だぁぁぁ!!
「まだ食べられる」という温度で家にたどり着いても妥協せず、温め直しがオススメ。それにこれからの季節、持ち帰るあいだに外気で冷めきってしまうこともあるだろう。冷めてからでも美味しく食べられるのが本当に便利。ただし消費期限は2時間だから、その点には注意。
天ぷらはそのまま食べてもいいし、玉子あんに絡めてもよし。ホカホカの麺の上にのって運ばれてきたので、ややしっとりしているものの、定番の美味しさである。出汁に浸せばしっとり食感が気にならず食べやすい。
・「熱盛」ラインナップは3種
もし玉子あんが不要な場合は、あっさりお出汁の「熱盛 えび天 かけうどん弁当」(税込490円)や、「熱盛 かけうどん弁当」(税込390円)もある。また、これまでの冷たいうどん弁当も販売継続。
けれど筆者のオススメは断然「玉子あんかけ」だ。たった100円プラスで満足感が相当アップする。冷えた身体にトロトロのあんが染み渡るぞ! 冬季限定商品、ぜひお試しあれ!
参考リンク:丸亀製麺
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.