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はま寿司「秋の味めぐりフェア」が開催中! アレにアレをかけると美味すぎてヤバい

2021年9月18日

ここ数日のうちに最後まで粘っていたセミたちも消え去り、いよいよ秋っぽくなってきた……と思ったら、はま寿司が秋をテーマにしたフェアを開始した。その名も「秋の味巡りフェア」。

2021年9月16日から10月6日までの間、牡蠣をはじめとする期間限定の寿司が提供される。さっそく今回もイチオシのメニューを見極めるべく、フェア対象の寿司を食べてきたぞ!

・11種

今回オーダーした寿司は、はま寿司公式HPに期間限定として表示されている寿司のうち、前回や前々回のフェアでレビュー済みではない寿司11種類。なお、店舗によって産地や商品内容が異なる場合があるそうだ。


いきなりだが、今回最もウマいと感じた寿司を紹介してしまおう。それは、「広島県産カキフライ軍艦」だ。ノーマル、お好みソース、タルタルソースの3種展開で、お値段は税込み165円。


サックサクで軽い衣。中は柔らかふっくら&ジューシーな牡蠣。確かにお値段はそれなりだが、ウマさ的に今回のフェア寿司の中でぶっちぎって推せる。フレーバーごとの序列は、全てあなたの好み次第。

まあ、お好みソースが最も無難だろう。普通にソースをかけたカキフライとご飯というド定番の組み合わせなので、誰もが想像する通りの味だ。タルタルもよくある味。ただ、海苔やタルタルのフレーバーで牡蠣のうま味がやや控えめになる感があった。ウマいには違いないが。

しかし、最も個人的にお勧めしたいのは、ソースでもタルタルでもなく、ノーマル版だ。はま寿司をよく利用する勘の良い方は、きっともうお気づきだろう。そう、この何もかかっていない無垢なカキフライ軍艦に……


はま寿司のテーブルに常備されている藻塩を……


ほど良くかけて食う! マジでたまらん。飛ぶぞ。


ソースもタルタルも美味い。それらの方が好みという方もいるだろう。しかし、個人的には藻塩スタイルがぶっちぎって最強だと思う。牡蠣の旨味が最大まで引き出され、塩で味も引き締まって何個でもイケる。ノーマル牡蠣に藻塩の組み合わせを、是非試してみて欲しい。


・その他

それでは他のメニューも紹介していこう。まずはフェア的に目玉と思しき「広島県産浜茹で牡蠣握り」だ。こちらも3種展開で、お値段は税込み110円。ノーマル版と、もみじおろし版、ポン酢ジュレ版を選べる。


個人的にはこちらもノーマル版が無難だと思う。もみじおろしも悪くないが、やや水っぽくなってしまっている気がした。ポン酢ジュレについては、やや否定的だ。そのまま食べるにはポン酢ジュレの味は弱すぎる。ポン酢フレーバーが欲しいなら、ノーマル版をテーブルにある「ゆずぽんず四国風」で食べた方がウマいと思う。


筆者も実際にその組み合わせを試してみたが、安定してウマかった。はま寿司には複数の種類の醤油がテーブルに備え付けられている。1皿110円というコスパを活かし、茹で牡蠣と醤油の組み合わせを追求するのも楽しいのではなかろうか。

個人的には昆布醤油がベストだった。そして最もハードコアに感じたのは藻塩。カキフライとの相性は最高だったのに、茹で牡蠣だと勝手が違うようだ。海水で牡蠣を食べてるような感じで、私には合わなかった。牡蠣は海水で食うのが一番だろ! という方は藻塩でどうぞ。


牡蠣を使用した寿司はもう1種類ある。それが「牡蠣と帆立のおろし盛り(いくらのせ)」だ。お値段は税込み308円。


正直なところ、個人的には微妙だった。牡蠣はウマい。帆立もウマい。しかし、大根おろしが盛られすぎで水っぽく感じられ、いくら は少なすぎて存在感が無い。それぞれ個別に食べた方がウマい気がする。

いくら と言えば「紅鮭いくらつつみ(税込み165円)」が出ているが、これは実質いくらの軍艦みたいなもの。みんな味は知っているだろうし、特筆すべきことはないだろう。


ところで、先ほど いくら の少なさを指摘した「牡蠣と帆立のおろし盛り(いくらのせ)」だが、せっかくなので「紅鮭いくらつつみ」の いくら を移植し、ついでに大根おろしを減らしたバージョンをDIYしてみた


食べてみたところ、やはりこの方がウマかった。これで税込み350円くらいだったらアリだった気がする。まあでも、やっぱりそれぞれ個別に食べるのが最強かもしれない。


・かんぱち

カキフライ以外のメニューで最もハマったのが「鹿児島県産 活〆かんぱち」だ。ノーマルと炙りの2種展開で、お値段は税込み165円。まずはノーマルを紹介しよう。程よくコリコリで歯切れがよく、ほど良く脂がのっていてとてもウマい。サイズは少し小さい気もしたが、ウマさ的にはカキフライに次ぐと感じた。


そして炙りだ。コリコリ感はノーマルよりも低下するが、炙り特有の香ばしさと、炙られて滲み出た脂のジューシー感。今回のノーマルと炙りには甲乙つけがたい。どちらも食べてみて欲しい。


最後は「大葉真いか握り(税込み110円)」だ。無難に大葉とイカである。あっさりしていて食べやすい。牡蠣を食べる際のリフレッシュにいいかもしれない。


・牡蠣祭り

ということで、何だかんだで今回強く推したいと思ったのは、カキフライ軍艦と かんぱち という結果に。どちらも1皿165円のメニューだ。とはいえ、メインの茹で牡蠣も十分ウマい。牡蠣が1皿2貫で110円は中々のコスパだと思う。牡蠣好きの方はこの機を活かし、牡蠣でお腹いっぱいになってみるのもいいかもしれない。

なお、フェアに入っている「北海道産さんま」と「北海道産炙りさんま」(どちらも税込み165円)については8月末の「北海道&東北うまいもん祭り」にて紹介しているためスルーしたが、こちらもウマいのでお勧めだ。

参考リンク:はま寿司
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼「激旨辛! 豚骨醤油ラーメン(税込み506円)」も登場している。

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