有名店がコンビニとコラボして商品を出すことは珍しくないが、最近増えてきているように感じるのが「まぜそば」だ。次から次へと新顔が出てくるだけに、よほど人気があるのだろう。
個人的には気になる店の商品が出たら食べるようにしているのだが、先日フラッとローソンに行ったら即買いせずにはいられなかった。なぜなら、福岡の人気ラーメン店「博多一双(博多駅東本店)」のまぜそばが売っていたのである!
・ローソンの夏商品
「博多一双」は2012年の創業と歴史が浅いながら、今では福岡トップクラスの人気店。その特徴は「豚骨カプチーノ」と呼ばれるスープで、名前の通り泡立っているところにある。一言で表現するなら中毒指数MAX。一度食べたらまた食べたくなるような罪深い一杯だ。
そんな泣く子も黙る博多一双がまぜそばを監修しているとなれば期待せずにはいられない。2021年7月25日からローソンでやっている「うまいもん夏祭」で新しく発売となったらしいが、なんと……
「博多一双では濃厚豚骨まぜそばは提供されておりません」とのことだから即買いするしかなかったワケだ。はたしてラーメンの罪深さがどう活かされているのだろうか。さっそく作っていこう!
・ニンニクゴイスー
……と言ってもカップ麺なので特別やることはない。中に入っている袋は調味だれのみと至ってシンプル。「よくしぼり出して下さい」と書いてあるのが気になるが、他のカップ麺同様に淡々と作っていく。
湯切りしてタレをしぼり出すように投入。それからよく混ぜれば完成なのだが……もうこの時点でニンニクがスゴい。麺もテカテカになるくらいオイリーに進化してスゴい。
こうなると作ってる段階でなんとなく想像はできたけど、食べてみるとやはり破壊力が凄まじい。特に麺はニンニクを食ってんのかなと錯覚するほどにニンニクまみれと化していて、かなりのスタミナ飯……いや、ジャンク飯だと言っていい。
もはやニンニクの海。ただ、寄せては返すニンニクの波ですべて正義。ラーメンと違う方向性の味ではあったが、これはこれでいいものだった。
130gと量がそこそこあるので、完全に野郎をターゲットにした商品なのだろう。普段から「炭水化物+炭水化物」をやっている人にとってはホームランボールに違いない。
終始ニンニクに圧倒され続けたが、そこはかとなく豚骨の旨みはあるしキャベツやキクラゲ、そぼろといった具材も入っていて好印象。値段が税込238円というのを考えたら決して高いワケでもないし、気になった人、そしてニンニクの海に溺れたい人は試してみてもいいかと。
参考リンク:ローソン
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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