モーニングやビックサイズのフードメニューで有名なコメダ珈琲店。一部店舗でランチメニューが展開されているのをみなさんはご存知だろうか。

どうやら平日11時30分〜14時の時間帯で、通常メニューにはない「小倉ホイップサンド」が食べられるという。

よく行く店舗ではランチメニューが提供されてなかったから、そんなものがあるなんて今まで全く知らなかった。「限定」って言葉にすこぶる弱いので、さっそく食べに行ってみたぞ。

・店舗限定ランチ「昼コメプレート」

私の住んでいる静岡市にはコメダが4店舗あるが、ランチを提供しているのはその中でもたった1店舗(2021年8月2日現在)。全国的に見ると919店舗中645店舗だったので、地域によって多少偏りがあるのだろう。

訪れた静岡沓谷(くつのや)店のメニューがこちら。サンドイッチを「たまとまレタスサンド」と「小倉ホイップサンド」の2種類から選び、それぞれコメチキを付けるか付けないかを選べる仕様だ。

昼コメプレートの嬉しいところは、好きなドリンクを注文できるところ。ドリンクの値段+ランチの追加料金という形なので、珈琲・紅茶に縛られることなくメニュー内全てのドリンクから選ぶことができる。

今回は食べたかった小倉ホイップサンドのコメチキ付き(550円)と蜂蜜オーレウインナー(550円)をチョイス。まさかこの選択が後々自分の首を絞めることになるとはなぁ……。


・予想を裏切らないボリューム

コメダのフードはメニュー写真より大きなサイズでくるという「逆」写真詐欺として有名だが、昼コメプレートも例に漏れずかなりのビックサイズ。

メニュー写真はお上品で綺麗に並んでいる印象を受けるが、実際に運ばれてきたホイップサンドはどっしりとしていて大御所感が漂っている。自重で立てず、互いに支え合っている始末だ。

たっぷりの粒あんとホイップクリームが隅っこまでぎっしりと詰められている。パンがふわふわなので柔らかいホイップとの親和性が高く、軽い口当たりでパクパクと食べられてしまう。糖分をガッツリ摂ってるこの感じ、甘くてとっても幸せだぁ。

以前佐藤記者が紹介した小倉トーストからホイップサンドを作り出す裏技も目からウロコであったが、全体的に柔らかでふわふわな小倉ホイップサンドを食べたい場合は昼コメプレートを狙うのも良いだろう。

・ドリンク選択とコメチキの大事さ

小倉ホイップサンドは本当に美味しい。ふわふわしっとりで程よく甘くて。だからいくらでも食べられると思っていたんだよ、……2切れ目の途中までは。

2切れ目を食べ始めて痛感したのは「コメチキを付けといて良かった……!」ということ。これが無かったらホイップの甘さとボリュームにやられてギブアップしていたことだろう。付け合せのサラダも口直しとして良い仕事をしてくれる。

そしてもう1つ思ったのがドリンクのチョイスが意外と重要だったということ。小倉ホイップサンドを食べると決めていたのに、私は何を血迷ったのかホイップが乗っている甘いカフェオレを注文してしまったのだ。

いつも飲んでるからと何も考えずに選んだが、あまりのホイップ供給と甘さの洪水に途中何度も休憩を挟むはめになってしまった。甘くない飲み物にしておけばよかったな……。

甘党の人なら楽勝かもしれないが、甘さにそこまで耐性のない普通の人は後半ちょっとしんどくなる可能性が。2人で行って他のサンドとシェアするのが正解なのかもしれないなぁ(今は時期的に難しいけど)。

ただ、小倉ホイップサンド自体はとっても美味しいから1度は食べてみてほしいと思う。ランチで1000円は少し高いが、飲み物は安定の美味しさだし、ボリュームも申し分ない。絶対しょっぱいものを挟みたくなるから、コメチキをつけておくことを強くおすすめする。

参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼どこで昼コメプレートが提供されているかは、公式ホームページから簡単に調べられる。取扱商品の「昼コメプレート」にチェックを入れて検索をかけてみて。

▼パンを繋ぎ合わせたら、2枚分のデカい食パンに。これにあんホイップがたっぷり挟まれていると考えるとそりゃボリューミーだわ。