豆乳ってなんとな〜く牛乳よりヘルシーな感じがする。実際のところ「どっちがヘルシー」とは一概に言えないらしいが、豆乳は美肌効果や貧血防止に効果的とのこと。つまり牛乳と豆乳、どっちも飲んだほうがいいのだ。
我々が豆乳と聞いてまず思い浮かべるのは、国内の豆乳シェア50%以上を誇る『キッコーマンの豆乳』。メジャーなのは「成分無調整」「調製」「特濃」あたりだが、最近は「モンブラン」「すいか」「チョコミント」といった変わりダネも目立つ。
近所のスーパーをハシゴしたところ、この日見つけたのはなんと23種類! これだけあると逆にどれを選べばいいか分からなくなってしまうな〜。
・多すぎるので……
と、いうことで全部買ってみた。
今回はこの中から、豆乳初心者の私が「特に飲みやすい」と感じたフレーバーをランキング形式でご紹介したいと思う。23種類の豆乳飲料(豆乳・調製豆乳含む)は以下のラインナップ。
・おいしい無調整豆乳
・調製豆乳
・特濃調製豆乳
・マンゴー
・麦芽コーヒー
・ブラックチョコ
・メロン
・白桃
・フルーツミックス
・ココナツマンゴー
・プリン
・バニラアイス
・アーモンド
・モンブラン
・抹茶
・チョコミント
・紅茶
・はちみつ
・黒ごま
・チーズケーキ
・バナナ
・ココア
・すいか(※ 画像には入れ忘れました)
・全然違う『調製』と『無調整』
さて初めて『調製豆乳』と『無調整豆乳』を飲み比べた私は、あまりにレキゼンとした味の違いに衝撃を受けた。『無調整』ってこんなに味が薄かったのか……!
牛乳は調整することで味が薄くなるパターンが多いが、豆乳はその逆である。どちらもカロリーはほぼ同じ。味だけで言うと素人には『調製』のほうが断然飲みやすい。大豆の風味を感じたいなら『無調整』をチョイスすべし。
・飲みやすさランキング
さて23種類全てを飲み比べた結果……最初は「奇抜なだけの変わりダネ」かと思われたフレーバーも、全て想像以上においしかった。なので各自、好きな味を選べばいいだろう。以上。
……というわけにもいかないので、あくまでも “初心者にも飲みやすい” という観点から、トップ5を以下に選出させていただく。
1位:バナナ
どこか懐かしい味のする『バナナ』が文句なしのナンバーワン。クセがなくて本当においしい。最近巷ではバナナジュースブームが起きているそうだが、わざわざオシャレタウンへ繰り出さなくともコレで十分である。迷ったらバナナ、これ鉄則!
2位:紅茶
一般的なコンビニのミルクティーより濃くて奥深い味わい。バナナがあまり好じゃないという人は紅茶で決まりだ。どこかチャイにも似たエキゾチックな風味がある。氷を入れて薄めてもおいしい。
3位:ココア
「バナナも紅茶もダメ」という人はココアだ。いかにも無難な味ばかりを選んでしまったが、初心者に冒険は禁物なのである。甘すぎず濃すぎない、優し〜い味わいのココアはチョコレート好きのお子さんも喜ぶだろう。
4位:アーモンド
ややクセがあるので好みが分かれるかもしれないが、個人的に最も「スゲェ」と感じたのは『アーモンド』。まるでアーモンドそのものを飲んでいるかのような、ゴリゴリのアーモンド感がビンビン来る。ナッツ好きなら絶対に体験してみてほしい。
5位:チョコミント
『すいか』『マンゴー』『フルーツミックス』なども飲みやすいが、甘さが強いため豆乳感があまり感じられないという弱点がある。そんな “変わりダネ” 部門で意外にもバランスの良さを見せたのがこれだ。爽やかなチョコミントと豆乳のまろやかさが絶妙にマッチ。凍らせてもウマい。
対して『はちみつ』『チーズケーキ』『黒ごま』はかなりクセが強いため、初心者はウカツに手を出さないほうが賢明かもしれない。1本100円ほどで気軽に買えるキッコーマンの豆乳飲料、まずはスタンダードなところから攻略するのが吉。
ちなみにキッコーマンの公式ホームページを確認したところ、7月16日現在、紙パックタイプだけでも今回ご紹介した他に約10種類以上の豆乳飲料が存在している様子。また期間限定や地域限定の商品も多く、8月は新たに『かぼちゃ』と『チャイティー』の2種類が発売されるとのことだ。
これほど多くの種類が発売され続けているということは、当然ながら消えていく商品もあるということ。豆乳飲料との出会いは一期一会なのである。今回のランキングはぜひ参考にして頂きたいものだが、どうしても気になるフレーバーを見つけた場合は……迷わずその場で入手してくれ。
参考リンク:キッコーマン公式サイト
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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