気候的にも情勢的にもなんだかパッとしない日々が続く昨今。ジワジワとストレスがたまりつつある感。これはきっと筆者だけではないだろう。唐突だが、そこでおススメしたいのが2021年7月7日からロイヤルホストにて始まった「フレッシュメロンデザートフェア」だ。
なんとなくメロンに惹かれてフラフラと食べにいったのだが……やはり素材としてメロンは強い。そこにロイヤルホストのハイクオリティさが加わった結果、素晴らしい仕上がりになっていた。どんな感じか紹介するぞ!
・メロン
「フレッシュメロンデザートフェア」で販売されているメロンを使用したデザートは全部で5種。グラスに入ったパフェが2種に、メロンを添えたシフォンケーキが1種、ヨーグルトジャーマニーが1種に、目玉と思しきメロン半玉を使ったボウルパフェが1種だ。
最初に試してみたのは「メロンヨーグルトジャーマニー(税込968円)」と、「焦がしメロンのブリュレパフェ(税込1078円)」の2種。
まずは「メロンヨーグルトジャーマニー」からいってみよう。ヨーグルトジャーマニーとはロイヤルホストのグランドメニューにあるデザート。公式HPによると「カシスクリーム、バニラアイス、ホイップやバナナ、黄桃を盛り込んでヨーグルトとブルーベリーソースで仕上げた」とのこと。
そんなヨーグルトジャーマニーの、メロンとメロンジェラートを使用したバージョンが「メロンヨーグルトジャーマニー」。
一番上からかけられているのが、ほのかに酸味のあるヨーグルト。
その下には真っ赤で明確に酸っぱいカシスと思しきクリームと、もろもろのソース類が絡まったメロンの果肉。甘いメロンと酸っぱいクリームの相性は最高だ! 甘さと酸味が高い水準で調和する、王道なパフェだと思う。
・焦がしメロンのブリュレパフェ
外見的にはむしろこれこそが王道なのだろうと思っていたが、実際にはテクニカルさが際立っており、やや大人向けに感じたのが「焦がしメロンのブリュレパフェ」。
上から見るとこんな感じ。
ブリュレといえば、表面の硬いカラメルの層をぶち破る時の快感は、いつだってあなたを裏切らない。
しっかりとバーナーで焦がされており、バリバリした食感も約束されている。
大まかな構造的にはガラスの容器越しに見てとれる通りなのだが、面白いのは時々入っているミントの葉だ。噛むと苦味が生じるのだが、それがイイ。また、大ぶりなナッツ類も入っており、甘さは見た目以上に控えめとなっている。
入っているメロンの量自体は「メロンヨーグルトジャーマニー」よりも少ないように感じたが、表面のメロンのブロックと中層の小さくカットされたメロン。そして最下層のメロンジュレで終始メロンを味わえるようになっている。
・脳筋的メロン
小細工はいいからそれよりメロンや! メロン食わせろや……!! そういう気分の方はこれ一択。「フレッシュメロンボウルパフェ(税込1958円)」。お値段はそれなりだが、メロン力(ぢから)は他の追随を許さない。
見ての通り、メロン半分を器にして、メロンとバニラのアイスやメロンジュレなどをブチ込んだもの。くりぬかれているとはいえ、中には普通にメロン半玉分に相当すると思しき量のメロンがそのまま入っている。これ目当てで行く場合はある程度お腹を空かせていくべきだろう。
ぶっちゃけメロンジュレやメロンアイスはほぼ飾りのようなもの。食べていくとメロンそのものに全てが圧倒され、「メロン半玉食ったな」という感想が残る。そして「まあ、今日はいっぱいメロン食ったしな」みたいな感じで、大体のことが許せる精神状態になる。メロンリフレ。
今回はオーダーしなかったが、ボリュームを抑えたい方にはシンプルな「フレッシュメロンパフェ(税込858円)」や、メロンを添えたシフォンケーキ(税込968円)もいいかもしれない。
何にせよ一連のメロンデザートは、さすがのロイホクオリティ。満足度は非常に高かったぞ! ちょっとメロンを注入して気分を良くしたい方は、是非最寄りの店舗で食べてみてくれ!
ちなみに販売時間は午前10時半以降で、9月の初旬までを予定しているそう。また、仙台花京院店、九州大学病院店、羽田空港店、広島空港店、那覇空港店では取り扱いが無く、その他の店舗でも販売時間や値段が異なる場合もあるとのことだ。
参考リンク:ロイヤルホスト(PDF)
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.