私（耕平）の地元・千葉県船橋市は、都心に近いベットタウンとして知られている。一時期ブームを博した『ふなっしー』のほか、「日本に唯一、競馬場が2箇所ある市（中山競馬場、船橋競馬場）」だったり、先日バスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」でチャンピオンに輝いた『千葉ジェッツふなばし』などが有名だ。
しかしその一方で、実は地元民もあまり気づいていないことがある。それは……JR船橋駅を中心とした半径500m圏内のファミリーマートの数が尋常じゃないということだ。その数、なんと……！
14店舗!!!
……と言われても、どのくらいの密集度かイマイチ掴めない人だって多いことだろう。そこで、私が14店舗全てに足を運んで確かめてきた。以下でレポートしていこうと思う。
・JR船橋駅北口エリア
たとえば、JR船橋駅の北口エリアを見ると、半径500m圏内にファミリーマートは6店舗存在する。
さっそく足を運んでみよう。まずは駅直結の商業施設「シャポー」を東側に移動すると、出口の目の前に『船橋駅東店』。
そして、そこからさらに徒歩30秒ほど東方面に移動すると……
『JR船橋駅前店』がある。
また『船橋駅東店』に戻り、今度は北側に歩くこと約1分の場所に『プラウドタワー船橋店』が。
さらに北側方面に歩くこと30秒ほど歩くと、『船橋駅北店』に到着する。
つまり、北口方面だけで徒歩2分圏内に4店舗あるというとだ。さらに、ここから東側と西側に1店舗ずつ存在する。先程の『船橋駅北店』から5分ほど東に歩くと、『船橋本町五丁目店』があるし……
『船橋駅北店』に戻り、西に徒歩3分ほどで『船橋本町七丁目店』だ。
北口エリアの半径500m圏内のファミリーマートは以上になるが、南口はさらに密集度がエゲツないぞ。
・JR船橋駅南口エリア
JR船橋駅南口エリアには、北口より多い8店舗だ。
とりわけすごいのが、JR船橋駅から徒歩1分ほど離れている京成電鉄『京成船橋駅』近辺。他の都市では見たことないくらいの密集具合と言っても過言ではない。さっそく見てみよう！
最初に向かったのは、『船橋フェイスビル店』。こちらは、JR船橋駅から京成船橋駅に移動する際の連絡通路的な役割を果たしている複合施設ビル「FACE」の中にある。
そして京成船橋駅構内に、2つ店舗が存在する。まずは『京成船橋駅上りホーム店』。
向かいには『京成船橋駅下りホーム店』だ。
ホームから東口改札を通って表に出ると、目の前には『京成船橋駅前店』。
逆側の西口改札を通って地上に降りれば、駅直結の商業施設「ネクスト船橋」内にある『ネクスト船橋店』。
さらにそこから西側に200mほど歩くと、なぜか京成船橋駅から離れている『京成船橋店』がある。
さらにさら南に移動すること3分程度のところに、イートインも可能な『船橋本町一丁目店』があり……
密集地域から少し離れた南東の場所を5分程度歩くと、『船橋本町四丁目店』に到着。
──といった感じで、JR船橋駅南口エリアの半径500m圏内には、北口エリア以上にファミリーマートが密集している。
ちなみに、同じJR船橋駅を中心とした半径500m圏内で他のコンビニチェーンはどれくらいあるかというと、セブンイレブンが6店舗、ローソンは3店舗（「ローソンストア100」を含む）。
これらと比較すれば、いかにファミリーマートが店舗数で圧倒していることがわかるだろう。
・半径1km圏内では18店舗
なお、JR船橋駅を中心に範囲を半径1kmに拡大すると、ファミリーマートの数はさらに4店舗増えて18店舗になる。
追加になる店舗は、北口エリアでは『東海神駅前店』と『船橋海神二丁目店』。
南口エリアでは『船橋南本町店』と『船橋湊町一丁目店』だ。
中でも北口エリアの2店舗は、東葉高速鉄道の「東海神駅」を挟んで徒歩30秒で移動できる。
──以上である。
なお、同エリアで閉店した店舗について、私は聞いたことが無い。それだけ、ファミマの需要があるということなのだろうか？
はっきりしたことはよく分からないが、JR船橋駅周辺が「ファミマ密集地域」であることは確かだと言えるだろう。もしこれ以上の「ファミマ密集地域」があったら、ぜひ教えていただきたい！
参考リンク：ファミリーマート、Google マップ
Report：耕平
Photo：RocketNews24.
▼半径500mに14店舗、1kmだと18店舗に上る密集地域
