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【コスパ最強】超高級「ウルフギャング・ステーキハウス」で見つけた800円の肉がウマすぎて…ただただ至福だった

2021年3月22日

数あるステーキチェーンの中で、「ウルフギャング・ステーキハウス」は相当に高級な部類だろう。価格の例を挙げるべく公式サイトのディナーメニューを見てみると、マッシュポテトが1400円で、プライムステーキが2人前で1万8000円。

中には「安いやん」と思う人だっているかもしれないが、少なくとも私にとっては超高級ステーキハウスだ。だからこそ、800円の肉を見つけたときは「あのウルフギャングにそんな安いメニューあるの?」と軽くビビった。それが一体何かというと……



ベーコンである。


なんだベーコンかよ! と思ってはいけない。このベーコン、正式には「シズリング ベーコン」は分厚く、なおかつ肉々しい。


サイズといい、口に入れたときに鼻に抜ける香りといい、そのへんのベーコンとは全く別物である。お歳暮ベーコンの最上級というか、 “いいベーコン OF いいベーコン” だ。


まぁ、当然ながら「800円あったらスーパーでどれだけのベーコンが買えるのか?」と思う人だっていることだろう。しかし、先にも述べたようにウルフギャング・ステーキハウスは、ステーキ2人前1万8000円である。

その世界におけるベーコンの存在は、“激安の星” と言って差し支えないように思う。


ちなみに、ウルフギャング・ステーキハウスではミニマムチャージを設けていない。なので、例えばステーキを頼まずにベーコンだけでお酒を楽しんだりしてもOKだそうだ。

高級店のイメージから、てっきり1万円以上は絶対にかかると思っていたが、やり方次第ではチェーン居酒屋と変わらない予算でいける……かもしれない。


・ハンバーガーも意外と安い

ついでにもう1つ。私が見つけた “店のイメージの割に意外と安い” ってメニューを紹介したい。その名も『プライムビーフ100% クラシックバーガー』。ランチ限定のメニューで、お値段はずばり2000円だ。


「2000円あったらマクドナルドでどれだけ豪遊できると思ってるんだ?」となる気持ちは分かるが、考えて欲しい。昨今のグルメバーガーブームを。効率的な生産より美味しさの追求に比重を置いたハンバーガーなら、いまや1つ1000円以上は珍しくない

ちなみに、私はベーコンと同時にハンバーガーもデリバリーで注文したところ、オニオンリングとフライドポテトも自動で付いてきた。そして、バンズ(パン)とパティ(お肉)と野菜は別々に包まれており、自分で挟むスタイル


なるほど。これならデリバリーでも支障がない。作ってから食べるまでにどうしても時間差が発生するデリバリーのハンバーガーは、お店の方で包んでしまうと肉汁でベチャベチャになってしまう。

その心配がないのは、細かいけれど有り難い。と、思いながらハンバーガーを作り始めたら、ハンバーガーのサイズの割にパティが分厚いことに気がついた。


ネタに走ったようなデカさではない。SNSでウケるのを狙ったようなデカさでもない。ただ、「お肉を楽しむならこれくらいが普通でしょ」という高級店の感覚でハンバーガーを作ったら自然とこうなりましたと言っているような、そんなデカさである。


両手でハンバーガーを持ち、この状況では定番の悩み(どうやって食えばいいんだ?)を抱えながら かぶりつくと……「お肉ばかりじゃなくて私も見て」と言わんばかりに、フワフワのバンズ。


そして、「フワフワだけじゃなくてシャキシャキもあるよ」と言わんばかりの野菜。最後に存在感抜群のパティ。ただただ至福である。


・デリバリーなら配送料の方が高くつくことも

ちなみに、私はベーコンとハンバーガーをデリバリーで同時注文したので、2つ合わせて約2800円。加えて、配送料が別途発生した。以前の記事でも紹介したが、私の場合はタクシーデリバリーで配送料が3300円だった。もし2つだけを頼んだ場合は、配送料の方が高くなる計算だ。

意味が分からない! と思うかもしれないが、忘れてはいけない。そこは、ステーキ2人前で1万8000円の世界だということを。800円の肉があると感覚がバグりがちだが、1000円でステーキが食べられるチェーン店とは別世界だということを。

参考リンク:ウルフギャング・ステーキハウス
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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