シンガポールのB級グルメ・ラクサと日本蕎麦が融合した富士そば『ラクサそば(税込680円)』。2021年3月16日から販売開始されたこのメニューが激ウマであることは以前の記事でお伝えした通りだ。サラサラ系カレースープのガチ感ある味がそばにジャストフィットしている。
あまりに最高すぎて販売から3日連続で食べまくっていたところ、スープの味をさらに引き出す方法を発見してしまった。その名も『ラクサ雑炊』。これ、1週間いけるわ。
・ラクサそばの1つだけ惜しいポイント
通常より大きい丼になみなみとスープが注がれているラクサそば。めちゃくちゃウマイのだが、食べる度、私(中澤)は1つだけ惜しく感じることがある。
それは最後にスープだけが残ることだ。そばという料理の性質上、致し方ないことではあるのだが、ウマさゆえにスープだけで飲むのは少しもったいない。残り汁にポテンシャルを感じるからである。そこで思いついたのが……
ライス小。
・裏メニュー
券売機には載っていないのだが、実はカウンターで注文することで対応してくれる。いわゆる富士そば裏メニュー。ちなみに160円だ。こいつをラクサそばを食べた後の残り汁にエイヤッ!
すると……
激ウマ!
っていうかマズイわけないだろ! ラクサスープはクリーミーなココナッツカレー味なんだから!! 思わずキレてしまったが、スープがなみなみと入っていることもこうなると強み。さらには、ラクサそばに付属でついてくる激辛サンバルソースをエイヤッとすると……
神……
ビリビリした辛さで雑炊が神の領域へ。完全に一段階段を上っている。神は富士そばにいた。
スープを味わい尽くせるラクサ雑炊は、ラクサそばのポテンシャルを最大限に引き出したものと言えるだろう。裏メニュー「ライス小」により開かれるラクサそばの扉。ぜひ1度試してみてくれ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.