いいもの見つけた! 一度そう思ったはいいものの、あとで冷静になったら「なんてことないものだった」なんて経験は誰にでもあるのではないだろうか。ダイヤの原石を見つけたと思ったらそうじゃなかった的な。
私はある。何なら何度もあって、つい先日も勢いに任せて買ったら「あったらいいけどなくてもいい」商品だった。ずばりカップ麺のフタを押さえてくれるグッズがそうである。
・カップ麺にカップメン
Amazonでポチったのは「+d カップメン(880円)」という商品だ。開封してみると中には……
このように人型の人形が入っていた。万歳するかのように何かを押さえこむ形をしており、これをそのままカップ麺の開け口のところに置けばOKのようだ。ちなみにデザインした馬渕さんのコメントがこう添えられていた。
「カップラーメンにお湯を注いだ後、付属のシールや身の回りの文房具などでフタをしていました。……これって使いづらいし、なんかあじけない。この数分の待ち時間、誰かフタをおさえて楽しませてくれないかなぁ。そんな思いからCupmenはうまれました」
なるほどなるほど、カップ麺にカップメン……。これについてのコメントは控えるとして、カップヌードルのようにシールがついていないものだと、フタが自然と浮いて熱が逃げちゃうことも少なくない。
まぁガンダムのシャアじゃあるまいし、それ専用のグッズというのは贅沢な気もするが、カップ麺を結構な頻度で食べる人からするとあったら使えるのではないだろうか。
・しっかり押さえてくれる
では、その性能はいかがなものか。とりあえずカップ麺にお湯を注ぎ、カップメンにフタを押さえてもらった。ちょっと動かして落ちるようならば意味がないので、ある程度は試練してみよう。ということで……
カップ麺を回したり……
前後に激しく動かしてみた
すると……
なんとへっちゃら! これはなかなか安定したパフォーマンスと言っていい。押さえているというより、もはや しがみついているように見えるところも可愛らしい!!
・なんだかんだ楽しめた
こうなったらどうしても落としたくなるが趣旨と真逆になるから、あくまでフタを押さえておくことを前提としながらアクロバティックな姿勢などを試してみた。
何かおもしろいことになるのを期待したりもしたが……
何だか押さえちゃいけないところで押さえているような気がしてきたのでやめておくことにした。
その後、どうやったら映えるかな〜なんて何枚か写真を撮っていたらカップ麺が出来上がるまでの3分はあっという間。なんだかんだ待ち時間を楽しく過ごせている自分がいた。
なくてもいいけどあったら嬉しいカップメン。場所をとらないし、何より可愛らしいからカップ麺のフタ浮きに悩んでいた人にはアリかも。
なお、商品の紹介ページにカップメンは熱に反応して白く変色すると書いてあったが、その点についてはハッキリと分からなかった。もしかしたらカップ麺のサイズなどに影響されるのかなぁ〜。
参考リンク:Amazon「+d カップメン」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.