今月もやってまいりました。満月の日です。27日の17時すぎに月が最も満ちた状態となります。そして気になる、ネイティブアメリカン命名な2月の満月の名前はスノームーン!
今年はなんだかスノーではなく、むしろ花粉的な? 花粉ムーン的な? そういう雰囲気を目や鼻から感じますが、まだ2月だったんですよね。それはともかく、スノームーンの由来や他の呼び名、そして各地の天気などについてお伝えしましょう。
・スノームーン
まあ、由来と言っても、ぶっちゃけ名前そのままですが、ずばりヘビーに雪が降るシーズンだからです。名付け元のネイティブアメリカンたちがかつて広く住んでいた、現在のカナダ南部からアメリカ合衆国にかけてのエリアは雪のシーズンなもよう。
今年は特にとんでもない寒波に襲われたようで、寒すぎてウミガメたちが大変なことになったり、電気代が凄まじいことになったりというニュースが日本までも流れてきていますね。
そんなスノームーンですが、他の呼び名もあります。The Old Farmer’s Almanacによると、種族によってはBald Eagle Moon(ハクトウワシムーン)や、Bear Moon(熊ムーン)という呼び名もあったもよう。理由は、それらの動物のライフサイクルにあるようです。
動物の他にはMonth of the Bony Moon(骨と皮ムーン) や Hungry Moon(飢えるムーン)など。こちらもストレートに、食べ物を得るのが困難な月だからとのこと。スノーな雰囲気ではない方は、ハクトウワシムーンや、骨と皮ムーンなどと呼んでみるのも良いかと思います。
満月となるのは17時過ぎで、国立天文台によれば月の出は東京だと17時26分。0時16分に南中し、28日の午前6時56分に沈むそうです。日没が17時34分とのことなので、とりあえず暗い間は大体空に満月が浮かんでいるかと思います。
・天気は
それでは最後に各地の天気を見てみましょう。気象庁によると、27日から28日にかけての天気は、ほぼ全国的に晴れ! 一部曇る所もあるようですが、そういった場所も「晴時々曇」や「曇後晴」などの場所が多いもよう。
例外は、鹿児島から奄美、那覇にかけての南方のエリア。その辺りは27日から28日にかけて、雨雲が広がっているようです。まあ、満月は多少雲が出ていても切れ間などから観測できたりします。27日の夜は、満月をエンジョイしてみてはいかがでしょう。
参照元:CNN、BBC、The Old Farmer’s Almanac、国立天文台、気象庁
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.