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【さすが】『餃子の王将』で福袋を受け取った瞬間、思わず「これだけ?」と確認して笑った / 2021年福袋特集

2021年1月2日

それはあまりにも「餃子の王将」らしい福袋だった。飾り気が無いという意味において。あるいは、サービス精神が旺盛という意味において。早い話が、見た目の派手さを捨てて、実用性だけにステータスを全振りしたような福袋であった。

人間でたとえるならば、オシャレとは言い難いものの、性格の実直さで慕われている系と言えばいいだろうか。いや、正直なところ「オシャレとは言い難い」というレベルでは済まないかもしれない。

というのも、私が「餃子の王将」アリオ亀有店で買った『オリジナル福袋(税込2000円)』ときたら、福袋の外袋からして……


無いのだから!


福袋がオシャレじゃないとかそういうレベルではなく……


そもそも外袋が無いのだから!!


いや、ある意味では袋と言っていいのかもしれない。


なぜなら……


『オリジナル福袋(税込2000円)』の中身は……



ポチ袋!


アンド……



サービスチケットを手渡し!


しかもだ。そのポチ袋には「餃子の王将」のロゴが入っているわけでもない。コンビニとか100均で売っていそうなポチ袋である。


何なのだろうか、この朴訥(ぼくとつ)さは。最近の福袋を見ると、有名デザイナーを起用して袋(バッグ)をデザインするケースは少なくないというのに……。だからこそ、「あのショップの福袋の袋(バッグ)だけでも欲しい」という人が後を絶たないというのに……!

この『餃子の王将』福袋は、そのような時代の流れを完全に無視しているのだ。私がつい「これだけ?」と確認した理由が、お分かりいただけるかと思う。

ただし、飾り気と反比例するようにサービス精神が旺盛なのが「餃子の王将」であり、福袋(ポチ袋)の中身もそんな王将らしさを感じさせるものになっている。


例えば、さきほど12人前の生餃子引き換えカードと書いたが、これだけで約3100円分。まぁ、ポチ袋だけに中身はこれだけなのだが、2000円のオリジナル福袋(ポチ袋)に入っていることを考えたらお得なのは間違いない。

また、生餃子引き換えカードに有効期限も無し。アリオ亀有店以外では使えない点には注意が必要ではあるものの、基本的にお店が潰れない限り使用可である。


さらに……!



オリジナル福袋(ポチ袋)の購入で2000円を支払ったことで、餃子スタンプが自動的にダダっと貯まっていくことも見逃せない。それにより、どこの店でも使える餃子1人前無料券が付いてくるのだ。


さらにさらに……!



なんでかよく分からないが、250円割引券も付いてきた。おそらくキャンペーンでもやっているのだろう。「こちらもどうぞ」のひと言で割引チケットをくれる。餃子の王将あるあるだ。

というわけで、アリオ亀有店で『オリジナル福袋(税込2000円)』を購入してゲットしたものをまとめると……



・生餃子引き換えカード(12人前)
・自動で付いてきた餃子1人前無料券
・なぜか付いてきた250円割引券


──以上。

ただし、先に述べたようにこれは「餃子の王将」アリオ亀有店の福袋であり、他店舗で同じような福袋を販売しているわけではない。というか、以前の記事でも触れた通り、「餃子の王将」で福袋を取り扱っている店舗自体がかなり少ない

もし見つけたら、それは結構レア。買っておいて損はないかと思う。中身が分からないのにこんなことを言うのも何だが、たぶん買って大丈夫だ。なぜなら、その福袋でもサービス精神が何らかの形で爆発している……はずだから。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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