どう考えてもやり過ぎである。なんの話かというと、大阪王将の期間限定商品『金杯5牛カルビ炒飯』が「ふざけてるのかな?」と思わざるを得ない荒れ狂いっぷりなのだ。
どれくらいかと言うと、モリっとした炒飯の上に、牛カルビ炒めをはじめ、焼餃子、鶏の唐揚げ、ニラ玉子が乗っているのだ。やり過ぎでしょ。ハチャメチャが押し寄せてきてんじゃん。こんなの……食べるしかないよねぇ。
・頑張っている自分へのご褒美に
しつこいようだが『金杯5牛カルビ炒飯(西日本・税抜1222円、東日本・1240円)』の内容を、いま一度説明しておこう。まずはガーリック風味の炒飯、そこに牛カルビ炒めや焼餃子(1人前)や鶏の唐揚げ(2個)、ニラ玉子チリソース、そしてキャベツの千切りが申し訳程度に乗ったひと皿だ。
なんでも自分でアレンジしながら食べることができる「贅沢ご褒美飯」であり、頑張っている自分へのご褒美に食べてほしいと開発されたようだ。いずれのおかずも、ピンで主役を張れる面々。豪華としか言いようがなく、ご褒美飯という言葉も理解できる。
がしかし、である。食べ盛り、育ち盛りの少年少女ならいざ知らず。三十路の記者にとっては、怖くて明日の朝は体重計に乗ることができないレベルで、暴力的なラインアップでもある。
・皿全体から漂うドヤ感
そんなこんなありながらも、意を決して注文。運ばれてきた『金杯5牛カルビ炒飯』の圧の強さといったら、筆舌に尽くしがたい。皿全体から “ドヤァ” とした感が伝わって来るほどだ。なんという迫力か。
どこから手を付けて良いかもイマイチわからず、アワアワしながら付属のスープを飲んで心を落ち着ける。いま一度皿をじっくり眺めてみるが、やはりどこから食べるべきか分からない。各々の主張が激しすぎる。
これはアレだな。『ルパン三世VS名探偵コナン』みたいな感じだな。それぞれ主人公のキャラが濃すぎて、ひと作品に押し込めると何がなんやら分からなくなるやつだな。そんなことを考えつつ、とりあえず唐揚げを口に放り込む。
ウマ~~~。分かっちゃいたけど、ウマ~~~い。そのほかの牛カルビも、ニラ玉も、餃子ももちろんウマいー!!!! ちょこんと添えられたキャベツと紅ショウガをも大事で、間で挟みながら食べると、口がサッパリして良い。
どれもこれも、美味しくて思わずパクパクしてしまった次第。ただ “自分でアレンジしながら食べることができる” とのことだったが、イマイチどうアレンジしてよいか最後まで分からなかったことだけは伝えておきたい。
どなたかオススメのアレンジ方法があれば、ぜひとも追ってお知らせいただきたい。終始その迫力に圧倒されっぱなしだったことは否めないが、満腹すぎるほどに満腹になって大満足。2021年1月31日までの期間限定なので、気になる人はお急ぎあれ!
参照元:大阪王将「金杯5牛カルビ炒飯」
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼大阪王将の『金杯5牛カルビ炒飯』
▼皿の上のそれぞれが主張が激しい
▼キャベツも良い働きをしてくれる
▼さすがにお腹いっぱいだ! ごちそうさまでした!!