もうとにかく生後2カ月の子供が可愛くて可愛くて仕方がないんだけど、ミルクをあげても おむつを替えても引くほど泣き叫んでいる時は、さすがの私(あひるねこ)も「正気かこの小坊主」なんてことを思ってしまうってばよ。頼む、誰か助けてくれェェェェエエエ!
そこでアマゾン “おくるみ” 部門ベストセラー1位の『スワドルアップ』という商品を試してみることにした。妻によるとかなり有名なベビーグッズらしいのだが、ぶっちゃけ効果はあるのだろうか? なかったら「無ぇ」って普通に書くけど、頼む、できれば効いてくれェェェェエエエ!!
・アマゾン1位に泣きつく
オーストラリア発のベビーおくるみ『スワドルアップ』。公式サイトによると、このアイテムには赤ちゃんのモロー反射や背中スイッチを予防し、夜泣きを減らす効果があるという。今回購入したのはオールシーズン用のもっともスタンダードな『スワドルアップ』だ(税込4300円送料別、2020年11月24日時点)。
なかなか変わったデザインをしており、初見だとイマイチ使い方が分からないが……
とりあえず真ん中のチャックを開けて、ギャン泣きするジュニアを中にブチ込めばいいみたい。手のあたりがちょっとキツそう&可哀そうだけど……
これは赤ちゃんがお母さんのお腹の中でとっていた熟睡できる自然な姿勢なんだそう。つっても自分が実際にくるまったワケではないので、どんな身に着け具合なのかはジュニアのみぞ知るところである。要は泣き止んで寝てくれるかどうかだが……
お!? これはいきなり泣き止みそ……
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」
正気かこの小坊主。
・効果なし?
相変わらず世界の終わりのような泣き声をあげるジュニアに思わず戦慄が走る。おいこれ4000円超えやぞ……! その後、ベビーベッドに移動するも状況はあまり変わらず。検証の失敗を予感する私。しかしなんと、次の瞬間。
寝た。
・時間差で成功
そう、気付いたら寝ていたのだ! キ、キターーーーー!! スマホの画像に記録された時刻によれば、身に着けてから寝るまでにかかった時間は約14分。もちろん赤ちゃんにもよると思うが、ピタッと泣き止むというよりは、徐々に徐々に眠りに入っていくような感じだ。いやぁ、助かった……!
ただ、必ずしもそのまま熟睡してくれるワケではなく、ジュニアの場合はそこから18分後に再び荒ぶり始め、そしてまたウトウトするを何度か繰り返していた。とは言え、これでも親からすると十分すぎるほどありがたい。
念のため別の日、別の時間帯であと2回試してみることに。『スワドルアップ』装着後、それでも大暴れのジュニアは……
その9分後、就寝。
さらに別の日は……
5分後に就寝。
・手応えあり
これ以外にも数回試したが、お腹が空いているなどのギャン泣き待ったなし案件を除けば、いずれのタイミングでもある程度の効果を確認することができた。普通の布でおくるみをするよりも圧倒的に着脱が楽だし、緩んで脱げてしまうこともないので親側のストレスはかなり軽減されるように思う。
もちろん万能ではないが、夜泣き対策の主力武器の一つとして活躍してくれることを考えるなら、4000円超えという値段は決して高くはないだろう。少なくとも我が家のジュニアの地獄の咆哮に対しては、『スワドルアップ』は間違いなく有効だった。ただし……!
・寿命は短い
まことに残念なことに、今回購入したSサイズはおそらくあと1カ月ほどでサイズアウトすると思われる。そうなったらまた4000円超えかよ……!! 金がかかって仕方がないが、あの謎のギャン泣きが少しでも改善されるなら、親はだまってガマンするしかあるまい。以上、同じ悩みを抱えるママパパは参考にされたし。
参考リンク:LOVE TREE、Amazon「スワドルアップ」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.