ロケットニュース24

『世界一忙しいラーメン』を食べたら、日常の忙しさから逃れることができた件について

2020年6月28日

「忙しい忙しい、ああ忙しい」そんなあなたに、ぴったりなラーメンを発見してしまった。中国自動車道、加西サービスエリア(下り線)内のフードコート内で販売されている、その名も『世界一忙しいラーメン』だ。

日本一でも関西一でもなく、世界一とは……尋常でない忙しさである。一体全体、どのくらいの忙しさなのか。そもそも、忙しいのにラーメンを食っている場合なのだろうか。よくわからんが、食べてみるしかない! 

・どのへんが忙しいのかな

『世界一忙しいラーメン屋』について、勘が鋭いアナタであれば気付いたことだろう。そう、以前当サイトでも紹介した『世界一暇なラーメン屋』と同じ、UNCHI株式会社がプロデュースする店舗だ。

サービスエリアで食べられるラーメンの概念を変えるような満足感のある一杯を目指し、2018年に山陽自動車道の三木サービスエリア(上り線)内にオープンしたとのこと。その三木サービスエリアに続き、加西サービスエリアでもスタートしたようだ。

記者は所用があり、偶然加西サービスエリアを利用したのだが、それ程忙しそうな雰囲気はなかった。もちろんコロナ禍を受けてのことではあると思うが、ゆるっとした優し気な空気をまとっている。いやはやしかし、もしかして作る段階がメチャクチャ忙しいのかしら。などと思いつつ、ラーメン(税込870円)を注文だ。

・ホワワワ~ん

忙しさの秘密を探ろうと、フードコートの厨房をガン見していた記者。しかし、そこにあったのはにこやかにラーメンを作る、おじさま方の笑顔だった。めちゃめちゃ平和そうやん……。そんなことを思っている間に、ラーメンが完成だ。

これまた素敵な笑顔で、おじさまがラーメンを差し出してくれた。それを受け取り、いざ実食。大きめのチャーシューがドカンと2枚入っており、インパクトのあるビジュアルだ。透き通ったスープが見るからに記者好みである。

口に入れると、期待を裏切らない味だ。しっかりとラーメン屋さんのラーメンで、サービスエリアにいることを忘れてしまいそうになるではないか。中太の全粒粉っぽい麺がちょうど良く、スープに程良くなじむ。美味しい!! 

また、トッピングの柚子が口内をリフレッシュさせてくれるから飽きがこない。思わず頬がほころぶとは、このことだろう。忙しさはどこへやら、ついホワワワワ~んとしてしまった。満足である。

もしかすると、この1杯を食べている間だけは日ごろの忙しさから逃れられる、そんなラーメンなのかもしれないな。とまあ、ついぞ忙しさの秘密は暴けなかったが、美味しければすべてよしだ。ごちそうさまでした!!!! 

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 中国自動車道 加西サービスエリア(下り線)内
住所 兵庫県加西市畑町2276-7
時間 24時間営業

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼世界一忙しいラーメンとは……

▼こんなのでした

▼透き通った塩スープがウマい

▼全粒粉麺も美味しい! 

▼加西サービスエリア(下り線)内で食べました

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