ロケットニュース24

【ダイエット企画】コロナを言い訳に7キロ太りました / 第1回「ブタ、動きます」始動

2020年6月20日

どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケッ……と言いたいところだが、もしかしたら私、P.K.サンジュンに人間の言葉で挨拶を交わす資格はないのかもしれない。なぜなら今の私はコロナを言い訳に、3カ月で7キロも太ってしまったブタだからだ。鏡に映る男はもはや豚野郎でさえない……プレーンなブタである。ンゴンゴッ。

このままブタとして生きていくのか、それとも人間に戻るのか? もちろん私は後者を選ぶ。これまで数々のダイエット企画をお送りしてきたが、今回は史上最大の苦難が待ち受けているハズ。それでも前向きに生きていくためにはやらねばなるまい……ブタ、動きます──。

・3カ月で7キロ増

新型コロナウィルスに世間がザワつき始めて間もない頃、我々ロケットニュース24編集部はいち早くテレワークに移行した。東京都に緊急事態宣言が発令されたのはテレワークにもだいぶ慣れた頃のことだから、私がブタ化する時間はたっぷりあったというワケだ。

コロナ前、人様からは「やせてるじゃん」「太ってないじゃん」などと言っていただくことも多かったが、そもそも私は太りやすい体質である。糖尿家系の母方の血が濃い私は、高校くらいまでは普通にポチャポチャしていたし、母やその親族も余裕で太っていた。

何が言いたいのかというと、私が過去20年ほど「中肉中背・やや筋肉質」な体型をキープしてきた裏には、普段からのたゆまぬ努力があったということ。実際にジムには15年ほど通っているし、42歳になり娘が生まれた今でも “モテたい欲” はとどまることを知らない。今はとにかく娘にとって「カッコいい父ちゃん」でありたいのだ。


・激太りした三大要因

だがしかし、冒頭でもお伝えした通り今の私はただのブタである。前脚の蹄(ひづめ)を巧みに動かし、なんとかキーボードくらいは打てているが、さすがに7キロも太ると体が重い。背中肉(せなにく)は余裕で掴め、エアリズムのパンツはピッチピチで、指輪を取るには指を切断するしかないだろう。

さらに、内モモは常に擦れ、薄い4重アゴはいつの間にか重厚な2重アゴになっていた。これまで最高でも68キロくらいだった体重は、現在「71.8キロ」を記録(体脂肪率は21.6%)。コロナ前は65キロくらいだったから、3カ月で7キロも体重が増加したことになる。

思い当たるフシは……ありまくる、いや……ありすぎて1つに断定できない。ただ、あえて絞るなら以下の3つが私がブタ化した三大要因であろう。

・理由1: 糖質を一切気にしなかった

コロナ前、私は「昼だけ普通に食べるザップ」なるダイエットを緩やかに敢行していた。そこまでキツいプログラムではないが、基本は昼食でしか糖質を摂取していなかったため、朝晩も気にせず糖質を摂取していたコロナ期間は、当然のように太った。

・理由2: 間食に次ぐ間食。嵐の間食

それだけならばここまで太らなかったと思うが、あるタイミングからタガが外れた私は主食並みにお菓子を食いまくっていた。ウソではなく、ポテトチップス(スナック菓子含む)は1日2~3袋、アーモンドチョコは1日1箱弱、加えてアイスを1日2~3本食べていたことを告白する。

さらにはドーナツやケーキもガンガン食っていた。気付けば近所のミスドにいたことなど日常茶飯事。やるときはとことんやる元来の男らしさが裏目に出てしまったのかもしれない。ブヒブヒッ。

・理由3: 過去15年以上、週2~3で通っていたジムに通えなくなった

正直に言うと、私は筋トレがそこまでダイエットに関係するとは思っていなかった。これまで何度も「結局は食事」と述べており、今でもその考えが変わっていない。……が、ダイエットの基礎の基礎、源(みなもと)の部分で「筋トレってやっぱり必要不可欠なんだな」と感じた次第だ。

筋トレと聞くと「ガチガチの筋肉」や「バキバキの腹筋」をイメージする方も多いと思うが、そうじゃない。食べた分を効率よく消費してくれる下地としての筋肉。言い方を変えると、エンジンとしての筋肉作りに筋トレは欠かせないと感じた。


さてさてさて──。


これからブタは人間に戻るべく、終わりなきダイエット生活に突入する。「〇カ月後に深キョンに会える!」などの理由があるワケではないので、基本的に期限は設けない。また数値的には人間だった頃の65キロを目標にするが、68キロでもバキバキならそれはそれでOK。みなさんには包み隠さず月1ペースでご報告していくつもりだ。

なお、向こう1カ月実施するプログラムは以下の通りである。


・ 週2~3回のジム通いを再開
・ 朝晩は糖質抜き。昼は通常通りの食事
間食は厳禁
・ 水を1日2リットル飲む
・ 毎朝、必ず体重を計測する


ぶっちゃけ、そこまでキツくはない。期限があるならもう少しハードにやるところだが、滑り出しとしてはこれくらいでいいだろう。ただ、私にとって7キロ増は未知の領域なので、1カ月後、思ったよりも体型が変わっていない可能性もある。


・本気出す宣言

その際は「有酸素運動」などの新要素を追加するか、糖質制限のレベルを上げるかなどして対応するつもりだ。幸いにも、私にはダイエットの知識と経験、そして何より鋼鉄の意志がある。飛べない俺はただのブタ──。さあ、人間に戻るときがきたようだ。

というわけで、3カ月で7キロも太ったブタの全力ダイエット企画が始まった。再三お伝えしている通り、7キロ増、そして70キロ代は私にとって未知の領域である。それでもやればできることを全人類と全ブタに知らしめてやろう。俺の本気を見せてやる

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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