福袋は正月のみにあらず。2020年現在、絶賛販売中の袋を発見してしまった。なんでも1万円相当のものが、550円で購入できるらしい。気になる中身はというと、講談社の電子書籍漫画。

“今コレを読んで欲しい!” や “電子書籍現実逃避!? 人生の旅マンガ福袋” “電車の中で読むのダメ絶対!” など、全8種のセットから選ぶ形で、1つのセットに20冊入っている。かねてより「書籍系の福袋があれば絶対欲しい」と思っていた記者は、思わず小躍りしてしまった次第。こーゆーの良いよね、待ってたよ。ということで、さっそく買ってみたぞ! 

・hontoによる本好きのための福袋

コチラの福袋は、オンライン書店であるhontoが行っている。hontoと言えば、紙媒体の書籍を販売するオンラインストアと、電子書籍を販売する電子書籍ストアが統合したサービス。ハイブリッド型総合書店だなんて呼ばれてたりもする。

つまりは電子書籍の配信元のみならず、本屋自体にも利益のあるシステムと考えていいだろう。記者のように3度の飯と同じくらい本屋が好きな人は、いつもお世話になっているに違いない。

福袋のラインアップを見ても上記した “今コレを読んで欲しい!” にはじまり “honto書店員厳選アラサー男子胸アツ福袋” など、本に対する愛情が感じられるというもの。さすがはhonto、これは中身もかなり期待できる……!! 

・ムフフな漫画入り

価格もお手頃な一律550円なので、記者は “今コレを読んで欲しい!” “電車の中で読むのダメ絶対!” の2袋を購入。トータルで40冊だ。漫画は結構読むほうなので、読んだことがあるものも多かろうと思っていた。しかしふたを開けてみるとビックリ、既読のものはたったの6冊。

世の中にはまだまだ知らない漫画があふれていることを知ることができて、嬉しくなってしまった。 記者が手に入れた本を見る限り “今コレを読んで欲しい!” は、少年漫画と少女漫画が中心。雑誌掲載されているものから、SNS発で単行本化されたものなどジャンルは様ざまだ。

また読者のみなさんが気になるのが “電車の中で読むのダメ絶対!” だろう。まあお察しの通りアレだ。ムフフな漫画がたくさん入っていたぞ。ジャンル的には青年漫画が多かった。確かにコレは人目のあるところでは、ちょっと読み辛いな。ひとりでこっそり読ませていただいた。

ひとつ想定外だったのは、2袋買ったがゆえに、かぶりが出てしまったことだ。まあ1セットだけなので、個人的には全く気にならない。同じ本を数冊買うことは、よくあることだ。しかし「それはちょっと……」という人は、とりあえず1袋だけ購入することをオススメしたい。

なにはともあれ、どこの誰かわからない相手からのオススメ本というのは、非常にワクワクする。今まで知らなかった世界を気軽に覗けることも、書籍の魅力だよなと改めて感じた次第である。販売は4月28日までなので、あなたも試しにひと袋いかがだろうか。

参照元:講談社コミックスペシャル福袋祭り
Report:K.Masami
Screenshot:honto公式サイト

▼hontoの「講談社コミック スペシャル福袋祭り」要チェックだ!