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【銀だこ公認】セブンの「冷凍クロワッサンたい焼き」がだいぶウマいらしい → 本家と食べ比べた結果…

2020年3月4日

もはや「冷凍食品はマズい」なんていう人は、この世にいないハズ。冷凍食品が「冷凍食品だから」という理由だけでそのクオリティを見くびられていた時代は、とっくに終わりを告げた。基本的にはどの冷凍食品もウマい、これが現在の冷凍食品事情であろう。

そんな中、一部のネット上で「セブンの冷凍クロワッサンたい焼きがかなり美味しい」と噂になっている。クロワッサンたい焼きと言えば、数年前にたこ焼きの「銀だこ」がゴリ推ししていたスイーツで、個人的にも一時期はメチャメチャ食べていた。これは確かめるしかあるまい……!

・銀だこのクロワッサンたい焼き

クロワッサンたい焼きとは、銀だこ系列のブランド「銀のあん」で販売されている比較的最近登場したスイーツである(つっても4~5年前くらい)。店舗によっては銀だこでも取り扱いがあるから、1度くらい目にしたことがある人も多いのではなかろうか。

パイ生地食感の皮と中身のあんこ、さらには表面をコーティングしたガリガリのザラメが織りなすハーモニーは、ありそうでなかった3重奏の新食感。記者は初めて口にしたとき「よく思い付いたなコレ……!」と感動を禁じ得なかった。そのクロワッサンたい焼きが冷凍食品になってるなんて、控えめに言っても最高だ。

・全店で取り扱いではないらしい

というわけで、さっそく近所のセブンに「冷凍クロワッサンたい焼き」を探しに出かけたが……ない。あんまり売っていない。結局は4軒ほど回ってようやく発見したから、冷凍食品コーナーが大きめのセブンで探すと効率がいいだろう。……おそらく。

さて、セブンの「冷凍クロワッサンたい焼き」は税込み213円だから、銀のあん店頭で販売しているクロワッサンたい焼きよりも3円高いことになる。それでも同等のウマさなら無問題……! 好きな時に家でクロワッサンたい焼きが食べられるメリットはかなり大きいってもんだ。

んでもって、冷凍クロワッサンたい焼きの調理方法だが、


レンジでチンしてから……


オーブントースターで焼いて……


あら熱を取れば完成!


銀のあんのクロワッサンたい焼きも、焼き立てではなく冷ました状態で販売している。なるべく本家に近いコンディションにしようとする、その心意気や良し。これはかなり期待できる! 本家越え待ったなしや!!


……と言いたいところだが。


実は割と早い段階で冷凍クロワッサンたい焼きに違和感を抱いていた。……ないのだ。クロワッサンたい焼きの醍醐味の1つ「ガリガリのザラメ」が見当たらないのだ。それは店頭で買ってきたクロワッサンたい焼きと並べれば一目瞭然。こ、これは一体……?

・ザラメがない……

味としては「冷凍クロワッサンたい焼き」も悪くなかった……が、ガリガリのザラメが無いとなるとクロワッサンたい焼きの定義を満たしているとは言えまい。「パイ生地・あんこ・ガリガリのザラメ」の三拍子が揃ってこそ “クロワッサンたい焼き” である。冷凍クロワッサンたい焼きは二拍子しかなかった。

なので、個人的には現段階で「冷凍クロワッサンたい焼き」はオススメできない。プリンで言えばカラメルが入ってないのと同じだから、まだまだ発展途上と言うしかないだろう。少なくとも店の味を知っている人は、別物として捉えることを進言したい。

だがしかし、信じている。いつの日かきっと本家に近い「冷凍クロワッサンたい焼き」が登場することを。ガリガリのザラメ込みの冷凍クロワッサンたい焼きになっていることを。銀だこなら、セブンなら、そして無限の可能性を秘めた冷凍食品ならばきっとできるハズだ。

参考リンク:クロワッサンたい焼きセブンイレブン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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