つい先日、『マンガジェニックライナー』というものがTwitterで話題になった。化粧品メーカー・KATE(ケイト)から2020年1月20日に発売されたこのアイライナー。なんでも、マンガみたいな大きな目元が作れるらしい。
マンガやアニメが大好きな私(中澤)。1度で良いからマンガ化されてみたいと常日頃から思っている。そこで37歳のオッサンだけど『マンガジェニックライナー(税込1650円)』を買ってみたぞ。はたして、オッサンでもマンガ化されるのか?
・衝撃
女子の必須アイテムという感じのアイライナー。だが、私はオッサンなので、正直、アイライナー本体がどんな形をしているのかすら分からない。意識的に見たことがないのだ。そんな私にとって、配達されてきたマンガジェニックライナーは衝撃の連続だった。まず……
小っさ!
フリスクやないか!! これが1650円だと……!? 大きさと価格は比例するものではないとは言え、化粧品の価格設定にまず驚いた。この小さなアイライナーでもこんなにするんスね……。
・レッツメイク
それはさて置き、気を取り直して目を作ってみよう。とは言え、アイライナーを見たことがない私はアイラインを引くのももちろん初めて。手探りでやるしかないわけだが、これには箱に書かれている使用方法が大いに役立った。
ほうほう、チップとブラシを使い分けて作っていくわけか。上まぶたに色をつけるだけだと思っていたら、目幅を延長したり、肌感パウダーで色つけたり、目尻や下まぶた部分の方が大変そうである。
特に、肌感パウダーで涙袋の下に影を入れるとか、ふたえの線にそってラインを入れるとかはもはやアートの域。気持ち的にはイラストを描いてるのとほとんど変わらない。
使用方法とにらめっこしながら全力でやってみたところ……
殴られたみたいになった。
・女子力はマジでパワー
いや、無理無理! 目の際な上に鏡に映るのは目元だけでバランスとりにくいし、これムズすぎだから!! 普通にやってる女子マジスゲー……リスペクトである。まあ、まとめると……
オッサンはマンガ化されなかった。おわり。
──という結論では、『マンガジェニックライナー』の検証としてどうかと思うので、日頃からメイク力をビシバシ感じる亀沢郁奈にメイクしてもらうことにした。お願いしゃす! 師匠!!
ところが……
亀沢さん、目のふち攻めすぎじゃない!?
怖い怖い怖い!
痛い痛い痛い!!
目ん玉グリッてなってる! グリッてなってるから!!
──数分後──
どうスかね? 師匠……
亀沢郁奈「うん! ばっちりギャルの目になったよ!!」
<完>
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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