ロケットニュース24

カレーハウスCoCo壱番屋の店舗限定「近江牛カレー」が衝撃のウマさ! だが主役は肉じゃない!!

2020年1月19日

各地の店舗に存在するカレーハウスCoCo壱番屋の店舗限定メニュー。そんな限定メニューのなかでも、極め付きともいえるものと出会ってしまった。

今回レビューするのは、滋賀県内の1店舗のみで販売されている「近江牛カレー」。高級ブランド牛とコラボした贅沢なカレーなのだが……主役の肉よりもアレが美味しかった!?

・1店舗限定のレアメニュー

近江牛カレーが食べられるのは、カレーハウスCoCo壱番屋 EXPASA多賀店。名神高速道路沿いのサービスエリアに入居している店舗で、お店は下り線側(大阪方面)にある。

ココイチの限定メニューは複数店舗で販売されているものもあるが、近江牛カレーはEXPASA多賀店のみでの提供となっている。そんなレア度の高いカレーを食べるべく、寒空のなかバイクを走らせ滋賀県へとやってきた。

・ひとときの幸せ

近江牛といえば神戸牛や松阪牛と並んで称される三大和牛のひとつで、食べる前から期待度はMAX。胸を高鳴らせながら注文を済ませ、料理が出来上がるのを待った。

数分後。ついに近江牛カレー(1683円)が姿を現した。大ぶりにカットされた肉の塊がゴロゴロと入っており、なんともゴージャスな見た目。1人前につき150gの近江牛が使われているらしく、かなり満足度は高そうだ。

適度に噛み応えが残りながらも、シットリ柔らかい食感。上品な脂の味も含めて、さすがブランド和牛といったところ。口の中が幸せで包まれる。

しかし残念ながら、その幸せは長くは続かなかった。なぜなら……。

・予想外の一撃

「さらなる幸せ」が襲ってきたからである。それはカレーソースだ。カレーソースが美味すぎるのだ。主役の肉を脇に追いやるほどに。

いつも食べているマイルドで優しいココイチのカレーと全然違うではないか。かなり本格的でスパイシーな奥行きのある味。激辛ではないが、しっかり辛い。そして正体は分からないが独特のコクというか芳醇さが……。

肉ばっかり注目していただけに、予想外の一撃だった。これはいったい何なのか。てかココイチって、トッピングは変われど基本的にカレーソースは同じではなかったか?

なんか色々わからなくなってきたので問い合わせてみることにした。ココイチさ~ん、近江牛カレーの秘密、こっそり教えてくださいな!

・謎は解けた

「近江牛カレーのソースが美味すぎるんですが、あれは何なんですかね」というアバウト極まりない質問をぶつけてみたところ、広報担当の方が丁寧に教えてくれた。


「近江牛カレーのベースには、ビーフソースを使用しています。ビーフソースには牛肉を煮詰めた際に出る肉汁が入っていますので、よりコクと深みを感じられる味わいになっております。近江牛カレーの場合、そこに近江牛を煮込んだ旨味も加わりますから……そのあたりに美味しいと思っていただいた理由があるのではないでしょうか」


そういうことか!


ご存知の方も多いかもしれないが、ココイチのカレーソースには通常のポークソースに加えてビーフソースというものがある。これは店舗限定のメニューではなく通常の店舗でも注文可能。ただしビーフソースに変更するには追加料金が必要で、いわばワンランク上のカレーソースといえる。

そのビーフソースに近江牛のエキスが加わることで、いわば肉の旨味が2段階にわたって加味されたコクのあるカレーになっていたのだ!

またビーフソースは甘口への変更が不可で、したがって近江牛カレーも甘口にすることはできない。ただ別添えでミルクが付いてくるので、辛いのが苦手な人は少しマイルドにして食べるといいだろう。


ちなみにEXPASA多賀店には他にも「近江牛のとろとろ牛すじカレー」「近江牛入り牛すじどて煮カレー」などもあり、なかば限定メニュー天国と化している。

上下線のサービスエリアは歩道橋で連結されているので、上り線からでもアクセスは可能だ。多賀に来たらココイチの限定カレーを要チェック!

・今回紹介したお店の情報

店名 カレーハウスCoCo壱番屋 EXPASA多賀店
住所 滋賀県犬上郡多賀町敏満寺62-36 名神高速道路下り線多賀サービスエリア内
時間 9時~翌2時
休日 なし

参考リンク:CoCo壱番屋「近江牛カレー
Report:グレート室町
Photo:RocketNews24.

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日本、〒522-0342 滋賀県犬上郡多賀町大字敏満寺62−36
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