パソコンを使ってウェブページやSNSを閲覧していると、「ブラウザでついついタブを開きすぎて、どこに何があるんだか分からない」となりがち。今やスマホ派が主流だろうが、パソコン派なら一度は覚えがあるはずだ。今回オススメするのは、そんなときに役立つパソコン用アプリである。
そのアプリ「ビスケット」は、よく利用するウェブサービスを手軽にグループ化できる。仕事とプライベートで使用するアカウントを使い分ける人には、重宝する代物だ。いろいろ整理しておきたいという人は、インストールしてみよう。
・2つのブラウザを使っていた
このアプリを知った私(佐藤)は、一瞬で惚れてしまった。というのも、ついついタブを開き過ぎてしまうクセがあるだけでなく、「FireFox」と「Chrome」を同時に使っているからだ。タブだけでなく、ブラウザ間でも「あのページ、どこに行ったっけ?」となることがしばしばある。
プライベートではFireFox、仕事ではChromeを使っている関係で、アカウントの管理もややこしい。何とか一元化できないか? と考えていた時に、ビスケットの存在を知った。
・使い方
利用は無料、Windows・Macに対応している。今回はWindows版で機能の説明を行いたいと思う。
ダウンロードして起動すると、最初に「Gmail」へのログインを求められる。アカウントを持っている場合は、ログインしよう。
左のサイドバーには、デフォルトで「WORK」と「PERSONAL」のグループが設けられている。そしてそれぞれに「Gmail」と「Google Drive」のアプリがすでに追加された状態だ。仕事とプライベートでそれぞれのアプリを利用している場合は、ログインして利用するといい。使用していない場合は、削除して問題ない。
ビスケットは約80のアプリに対応しているので、アプリ一覧から必要なモノを取り込むといいだろう。
一覧に利用したいウェブサービス(アプリ)がない場合は、一覧の最上部にある入力欄にURLを入力して、アプリを追加することができる。
・アプリごとにタブ表示
ちなみに1つのアプリ内で複数のページを開く場合は、上部にタブが出現する。
従来のブラウザの場合は、閲覧しているサイトの種類を問わず、アイコンを判別する以外に何のサイトが見極めることが難しかった。その点、ビスケットはサイドバーでアプリが切り分けられているため、見たいぺージが迷子になる心配が少ない。
2019年、いまいち仕事の効率が上がらなかったという人は、ビスケットを試してみてはいかがだろうか? 無駄な機能がないので、仕事に集中できて生産性が上がるかもしれないぞ~!