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【リマインド】2019年12月23日(月)は祝日ではありません

2019年12月20日

この2019年は歴史的な1年だった。天皇陛下の即位にともない、元号が平成から令和に。カレンダーだけ見ても、即位の日である5月1日と即位礼正殿の儀が行なわれた10月22日が休日になったりとお休みも増えた! やったー!

休日は増えただけではない。減った休日もある。12月23日は祝日ではなくなりました。30年間お休みだったけど、今年からは普通の月曜日! うっかり会社や学校を休まないようにしよう!

・2019年12月23日(月)は祝日ではありません

2019年12月23日は上皇陛下の誕生日であり、平成の30年間は祝日であった。……がしかし! 令和の訪れ、すなわち天皇陛下の即位にともない2019年から平日になったのだ。ウソだと思ったら、内閣府の「国民の休日について」を見てみよう。12月には祝日は1日もないから……。

・混乱する声はどこから?

この件は以前から告知されていたものの、ネット上では「23日って休みだっけ?」という声が散見される。原因は紙のカレンダーや手帳だ。赤い文字で「平成天皇の誕生日」と表記されているものが存在するのである。もしかしてワンチャン休み⁉︎

……というわけではない。この赤文字表記には理由がある。まず、カレンダーの印刷はかなり早くから行う必要がある。2019年の祝日は特殊となるのはわかっていたが、祝日が確定するのを待っていてはカレンダーの印刷に間に合わないかもしれないという恐れがあった。

そこで全国カレンダー出版協同組合連合会は、2018年4月の段階で休日になるともならないとも発表されていなかった4月30日、5月1日、10月22日、そして12月23日の「未定日」について

「日付は黒」
「行事名は祝日色(朱色など)」
「4月30日、5月1日、10月22日は祝日色の日の丸マークを入れる」

という指針を発表。それに従い、2019年のカレンダーのなかには12月23日に「平成の天皇誕生日」と朱色で印刷されているものも存在するのだ。この赤文字と長年の習慣から「休み?」と勘違いする声が出ているようだ。

・令和の「天皇誕生日」は2月23日

たしかに朱色の「平成の天皇誕生日」という文字を見るとうっかり「休みかな?」と思ってしまいそうになるが、12月23日は普通の平日。残念ながら休みではない。間違って自主休日にしてしまわないように注意しよう! なお令和になって初めての「天皇誕生日」は2020年2月23日である。

参照元:内閣府「国民の祝日について」、日本印刷新聞社
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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▼たしかに手持ちのカレンダーを確認すると、祝日だった5月1日と10月22日は日付は黒文字で行事名を赤、そして日の丸が印刷されていた

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