こんにちは、佐藤です。このところ、私は「ワカメ」について研究しています。いや、今よりも前からワカメを研究していると言った方が、より正確かもしれない。
より良いワカメについて知りたい。できれば、より良いワカメになりたいとさえ思っているほど、長い時間ワカメについて考えています。今回はそんな私のワカメ研究についてお伝えしましょう。
・ワカメとは?
あ! ワカメと言っても海藻の「若布」ではありません。本稿におけるワカメとは、ポールダンスの脚の動きのひとつで、通称「ワカメ」と呼ばれているものを指します。逆さまになった状態で、脚を左右に滑らかに曲げ伸ばしするその様をワカメと呼んでいるのです。
・ワカメの準備運動
さて、ワカメを実践するに当たって、いくつかの準備運動があります。腰回りや脚の付け根などをよくほぐしてから挑みましょう。まずは腰を回します。左右どちらにも良く回しましょう。
次に脚の付け根をしっかりと開きます。脚を肩幅より広く開き、膝に手をついて肩を入れるようにして脚の付け根を開きます。
そして脚の付け根を回します。これも左右しっかり回しておきましょう。
準備運動はコレに限りません。ひざの屈伸やアキレス腱伸ばし。足首も十分に回しておくと良いでしょう。各自で実践してください。私は個人練習する際、下半身だけでなく上半身のストレッチも含めて、1時間程度行っている点を申し添えておきましょう。
・ワカメの実践
いよいよワカメの実践です。本来であれば、ポール上で逆さまになり腕だけで身体を支える「ハンドスタンド」でワカメしたいところですが、まずは逆立ちでやってみましょう。
逆立ちワカメがコレです。
ど、どうでしょう? ワカメになっていますか? ワカメってますか?
次は背面でポールを掴む「イグアナポジション」でワカメです。
う、うう……。どうですか? ワカメですか? 私はワカメですか?
最後にいよいよ本題。ハンドスタンドでワカメ!
ワ、ワ、ワカメ! ほら、ワカメ!!
・盆踊り
ワカメじゃねえ! こんなのワカメじゃねええッ!! 身体が硬くて、滑らかにユラユラできん! ワカメになれん! これじゃあ、下手くそな盆踊り、もしくは子どもが手でやる「ワイパーごっこ」みたじゃないか……。滑らかに動けん!
いつになったら、キレイに身体を動かせるほどの柔軟性を手に入れることができるのでしょうか。オッサンになってから柔軟性を向上させるのは、とても難しいことを改めて知りました。しかし! 私のワカメ研究はこれからも続きます。いつの日か練習の成果を報告したいと思います。それではまた会いましょう。サヨウナラ~!
Report:佐藤英典
イラスト・Photo:Rocketnews24