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【備え】長期保存できる非常食、水で戻す「尾西のえびピラフ」を食べてみました

2019年10月11日

台風19号は強い勢力を維持したまま、日本列島に近づいてきている。2019年10月12~13日にかけて、東海・関東に上陸する見込みだ。鉄道をはじめとする交通機関のほとんどは計画運休を発表しており、広い範囲で浸水や停電が発生する恐れがある。

コンビニやスーパーでは、食料品や飲料水などが品薄になっているところもある。すでに備えている人も多いだろうが、非常用の食事で知っておいて欲しいのが「アルファ米」だ。水で戻すことができ、電気やガスが使えない時でも美味しく食べられる。

・水でもお湯でも作れる

おにぎりタイプの商品「えっ!? にぎらずにできる携帯おにぎり」は過去の記事で紹介している。その際、水とお湯を注いで2パターンのおにぎりを作ったが、今回は水でピラフを作ってみたいと思う。おにぎりとピラフ、どちらも水で調理することが可能だ。


作り方を見ると、160ミリリットルのお湯または水を注水線まで注ぎ、よくかき混ぜるとのことだ。


私(佐藤)は水を注いで満足してしまい、混ぜるのを忘れてしまった。混ぜなくても失敗はしないが、混ぜた方がより美味しく食べることができるので、忘れないように気を付けて欲しい。


・つくり方

開封すると、中には調味粉末とスプーンが入っている。


一緒に乾燥材が埋もれているので必ず取り出そう。


はたして水だけで戻るのか? 注水前の姿からはウマそうな雰囲気は1ミリも漂っていない。


水を注ぐに当たっても注意点がある。注水線はアルファ米の下に隠れている場合があるので、袋を広げて線を確認しよう。


さっそく調味粉末を中に入れ……


水を注ぐ。最後によくかき混ぜることを忘れないように。


あとは60分待つだけである。


・味は?

60分後に完成。袋を開けてみると、粉が浮いてしまっている……。私はここではじめて、先にかき混ぜておかなければいけないことに気付いた。忘れるとこうなるぞ。


事後ではあるが、あらためて良くかき混ぜてみると、粉末がちょうどよく馴染んだ。あと混ぜでも問題ないようだが、やはり先に混ぜるようにしよう。


実際に食べてみると……。


十分美味しい! アツアツではないが、冷めてしまった通常のエビピラフと変わらない味である。水を入れただけで作ったとはとても思えないほど、しっかりとした味だ。


自宅がIH(電磁調理器具)で、停電が心配という人は備えておくと良いだろう。また、長期保存も可能なので、常備しておいても良いのではないだろうか。

参照元:尾西食品株式会社
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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