ロケットニュース24

沖縄ソウルフード「ポークたまごおにぎり」が大ボリュームで超ジャンクだった! まるでハンバーガーのよう!!

2019年10月8日

日本最南端の県「沖縄」。まるで南国のような海や自然が味わえる美しいところだが、本州に比べると変わった食べ物が少なくない。沖縄では普通に食べられているものであっても、本州の人間からするとピンとこないものもあったりする。

今回私が紹介したいのは、沖縄のソウルフードと言われる「ポークたまご」を、おにぎりと合体させたグルメ『ポークたまごおにぎり』というもの。あまり聞いたことがないかもしれないが、専門店があるほど沖縄ではメジャーなグルメらしいのだ!

・「ポークたまご」とは

そもそも、「ポークたまご」という食べ物を知らない人もいると思う。私自身、生まれも育ちも本州なので「ポークたまご」をどこかで耳にしたことはあるものの、どんな食べ物なのか具体的には知らなかった。

「ポークたまご」というのは、スパム(ポーク)とたまごを炒めたもの。そして沖縄定番の家庭料理なんだそうだ。微妙に呼び名や、入っている具材が家庭ごとに違ったりもするとのことだが、スパムとたまごを中心に炒めた料理が「ポークたまご」というらしい。

・「ポークたまごおにぎり本店」

「ポークたまごおにぎり本店」は沖縄に3店舗、福岡に1店舗。今回はアメリカンビレッジにある北谷店にて、店舗限定の「タコペーニョ」(450円)「とんかつたまご」(450円)を注文してみた。

「ポークたまごおにぎり本店」のおにぎりたちは、通常の丸や三角といった形のおにぎりではない。海苔とお米にサンドされた断面の見える形のおにぎりになっている。しかもおにぎりは紙で包装されており、まるでハンバーガーのような見た目。

おにぎり自体も、のり、ごはん、スパムなどの具材たちの層がしっかりと確認できるほど分厚くて大きい……! 「とんかつたまご」に至っては、もはや具のキャベツがおにぎりから飛び出していた。おにぎりとは思えない凄まじいボリューム感である。


・おにぎり版タコス「タコペーニョ」

まずは「タコペーニョ」から食べてみると、味はスパイシーでスパムの肉肉しさが溢れんばかり。スパムとたまごは、女性である私の手のひらと同じくらいの大きさ。だが、それよりもフライされたトマトが2回りくらい大きく、これがみずみずしくてめちゃくちゃ美味しい……!

そして「タコペーニョ」には、付属でサルサソースのような夏野菜たっぷりの酸味のきいたソースがついてくる。このソースをかけるとさっぱりとしたタコスの味わいに変化して、ジャンクで肉肉しい「タコペーニョ」が一気に食べやすくなる!

・大大大ボリューム「とんかつたまご」

一方「とんかつたまご」は、とにかくボリュームがすごい。「タコペーニョ」もボリューミーだったが、「とんかつたまご」はそれよりもすごかった。なんせとんかつは2個も入っている! たまご、スパム、とんかつ2個のボリューミーのパンチに、食べていると汗が止まらないほどであった……。

味付けもとにかく超ジャンクで、とんかつにはソースがかかっており、キャベツにはマヨネーズがたっぷりと塗られている。和風ではあるものの、かなりパンチのきいた風味で食べ応えは超抜群だった!

・おにぎりとは思えないボリューム&ジャンク

店看板に「できたて、片手のごちそう」というキャッチコピーが書かれていたが、食べてみて本当にそうだなと私は感じた。「ポークたまごおにぎり」では、おにぎりという日本の食べ物と沖縄の家庭料理の両方を片手で一気に頬張ることができてしまう。

また『ポークたまごおにぎり本店』は店舗ごとに限定メニューがあるので、行く際は是非チェックにしてから行ってみると良いだろう。本州ではなかなか見かけない食べ物なので、沖縄に行った際はぜひ食べてみてはいかがだろうか。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

名称 ポークたまごおにぎり本店  北谷アメリカンビレッジ店
住所 沖縄県中頭郡北谷町字美浜9-21
時間 7:00~20:00
休日 年中無休

Report:mai
Photo:RocketNews24.
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