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立ち食いそば屋だけど “肉しょうが定食” がウマイ! 半蔵門『あさひ』は14時以降に行くべき理由 / 立ち食いそば放浪記:第168回

2019年6月13日

立ち食いそば屋の定食と言えば、そばとカレーや丼のセットがスタンダードかと思う。ウメェんだよな。そば屋のカレー。そのため、立ち食いそば屋だけどカレーが人気の店というのは結構多い。

だが、今回ご紹介するのは「肉しょうが定食」がウマイ立ち食いそば屋! ニンニク香るしょうが焼きにご飯が止まらねェェェエエエ!! って、ここそば屋だよね

・立喰そば『あさひ』

その店の名前は『あさひ』。東京メトロ半蔵門駅近くにたたずむ立ち食いそば屋だ。緑色の看板にもちゃんと「立喰そば」と書いてある。

メニューを見ると、かきあげ、きつねとラインナップは「ザ・立ち食いそば屋」という感じ。かけそばは税込360円、かきあげそばは税込み460円と悪くない価格帯。前述のカレーセット(税込630円)もあるぞ!

どこからどう見ても立ち食いそば屋。しかし、この店には、そばに負けず劣らず人気のメニューがある。それは14時以降に登場する定食

・時間限定の定食メニュー

「肉しょうが定食(税込650円)」「肉野菜炒め(税込650円)」「豚しゃぶ定食(税込650円)」「とんかつ定食(580円)」などなど、7つの定食ラインナップが14時以降注文できるようになるのだ。

私(中澤)は王道の肉しょうが定食を注文。やはり、そばよりは少し時間がかかるが、のんびり待っているとカウンターから呼ばれた。

──さて、ここまで読まれた方の中には、「所詮、立ち食いそば屋だし、肉が少なかったり小さかったりするんじゃないの? それだったら普通に定食屋行くわ」と思われた人もいるかもしれない。

確かに、立ち食いそばは「早い・安い・味はそこそこ」というイメージなので、メニューに定食があったところであまり本格派を期待できない。普通の立ち食いそば屋であれば。しかし、この店の定食は……


ガチのヤツが来ます

タレが光る大きめの豚肉、山の如し。キャベツの千切りもシャキッとしている。本格派すぎて、立って食べたら怒られそうだ。立ち食いカウンターにいることを忘れて座りそうになった

もちろん、味の方も申し分ない。噛んだ瞬間、ニンニクのパンチ力と肉の旨みが「ぶわっ!」と口の中に広がる。さらに、スッキリした辛めのタレが奏でるハーモニーは極・上! ご、ご飯をくれェェェエエエ!!

しょうが焼きにうながされるままにご飯を食べると、ふっくらと炊き上がった米がまたウマイ! 瞬殺だ。しょうが焼きという時点でご飯が瞬殺されることは約束されていたようなものだが、予想以上に瞬殺だった。定食としてのクオリティーが高すぎる……!

それもそのはず、この店はかつて定食屋だったのだとか。そして、定食屋時代の人気メニューが「肉しょうが定食」である。言わば、このメニューは『あさひ』の魂。半蔵門ランチの際にはぜひ1度、14時以降の『あさひ』を味わってみてくれ。

・今回紹介した店舗の情報

店名 あさひ
住所 東京都千代田区平河町1-8-8
営業時間 月~金10:00~19:45
定休日 土・日・祝日

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

立ち食いそば屋だけど “佐野ラーメン” が人気の店もあるぞ

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日本、〒102-0093 東京都千代田区平河町1丁目8−8
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