吉野家の『おろしから揚げ定食』 。そう聞いて、「あ〜いつも食ってるアレね」となる方は、なかなかの “吉野家運” の持ち主と言っていいだろう。逆に、「そんなメニューあった?」となっている人よ、別に慌てる必要はないぞ。知らない人が多数派だろうから。

というのも、吉野家の『おろしから揚げ定食』は公式サイトに載っていない……いわば裏メニューなのだ。吉野家に問い合わせたところ、同メニューを取り扱っているのは全国で約40店舗(2019年5月7日時点)とのこと。

公式サイトによれば、吉野家の店舗は日本全国に約1200店舗あるので、『おろしから揚げ定食』は全体の3%ほどだけで食べられるメニューということになる。タイトルで、「ひとまず食っとけ!」と記載した理由が、おわかりいただけただろうか?

・価格は並で690円

この時点で重要なことはほぼ言ってしまった気がするが、もう少し補足しておこう。私が『おろしから揚げ定食』を見つけたのは吉野家のお茶の水店で、並盛が税込690円大盛が税込790円特盛が税込990円となっていた。

また、大根おろしナシの『から揚げ定食』(税込580円)や、大根おろしの代わりにタルタルソースがのった『タルタル南蛮から揚げ定食』(税込690円)、からあげ1個が牛皿になった『から揚げ牛皿定食』(税込690円)もそれぞれ並盛・大盛・特盛の3種が用意されているほか、定食じゃなくて丼タイプも。

から揚げ1つでも色々とバリエーションがあるので、それぞれ好きなものを選べばいいだろう。私が『おろしから揚げ定食』を選んだのは、ポスター的にお店が一番推してるっぽかったからだ。


・実食

さて、実際に『から揚げ牛皿定食』を注文すると、牛丼とそれほど変わらないスピードでやって来た。さすがに吉野家、から揚げでも早い。しかし味は大丈夫なのか? 確かめてみたところ……

正直なところ、揚げたて感は……ない。ただし、決して悪くはない。ファミリー仕様というか、癖が一切なく、「690円という制約の中で、みんなが好きなから揚げを目指したらこうなりました」って感じだ。

個人的にはニンニク効かせまくりの非ファミリー仕様なから揚げが好きなので、やや物足りない感はあったが、「このあと会議がある」という人でも安心して食べられる から揚げと言えるかと思う。

ちなみに、先述の通り『おろしから揚げ定食』を扱っている店舗は全体の約3%。その3%の1つであるお茶の水店では、午前11時〜深夜12時までの販売で、おまけに期間まで限定。

・めっちゃレア

これらを考えると、『おろしから揚げ定食』は吉野家の四つ葉のクローバーみたいなもの……確率的には四つ葉のクローバーを見つける方が難易度は高いだろうが、イメージ的にはそんな感じだろう。

最後にもう1つ言うと、問い合わせた時の担当者いわく「おろしから揚げ定食を扱っている店舗の数は少ないが、その店舗は都心部だけに集中しているわけではない」とのことなので、地方に住んでいる方も諦めずに探してみてくれ。

もしかしたら、意外と近くに四つ葉のクローバーがある……かもしれないぞ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 吉野家 お茶ノ水店
住所 東京都千代田区神田駿河台2-4 ウィーンビル 1F
時間 24時間営業(※おろしから揚げ定食の販売は11:00〜24:00)

参考リンク:吉野家ホールディングス「グループ店舗数
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.