商魂たくましい大阪では、新元号「令和」が発表された後に令和もちもちチョコまんじゅうの販売を行っていた。東京だって負けてない! 東京・新宿の伊勢丹には、令和ビールが販売していたのである! 新元号が始まった2019年5月1日にこれを見つけてしまった私(佐藤)は、これを見過ごす訳にいかず、購入して飲んでみることにした。新時代の幕開けを感じることができるのか!?

・あきたこまちを使用

この商品は、秋田県の「湖畔の杜ビール」が製造しているものだ。伊勢丹新宿店の地下1階にある日本酒販売コーナーの一角、クラフトビールを販売するショーケースに置かれている。販売価格は1本756円。あまり目立たない場所に置かれているのだが、それでも商品を手に取る人が相次いでいた。私もその1人である。


「令和」という名前にひかれて買ってみたのだが、原材料を見て驚いた。このビールは麦芽・ホップのほかに秋田県のブランド米「あきたこまち」を使用している。


さて、味のほどはいかに? グラスに注いでみると、一般的なビールよりも泡が白く見えるのは気のせいだろうか?


ビールそのものは、琥珀色よりも若干白みがかっているように感じられる。


・新時代よりも

さて、実際に飲んでみよう。ちなみに私がこのグラスを手にしている今、この瞬間は、5月2日の午後1時を少し回ったところだ。GWが10日間もあるため、編集部が10連休を全員で謳歌する訳にいかず、交代で出勤することになってしまったため、私は編集部で仕事をしている。

グラスを手に持ち、味の感想をしたためるとしよう。


飲んでみると、口当たりはかなりスッキリとしている。米の甘さを感じるかと思いきや、苦味とキレが強いタイプのビールだ。カンカン照りの暑い日に、戸外で飲んだら最高にウマいはず。たしかに、新時代の幕開けを告げるファンファーレのような、勇ましさがあると言えるかもしれない。


だが、それよりも私が強く感じたのは、仕事中、しかも昼間に飲むビールはウマいということ。決して遊んでいる訳ではない。令和ビールの味を確かめるのも、私の立派な仕事だ。

そうはいっても、やっぱり仕事中に飲むビールはウマい! ウマすぎる!! という訳で、令和元年はできるだけ仕事中にビールが飲めるように、尽力したいと心に強く誓った次第である。おわり!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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