フリマアプリの大手「メルカリ」は2019年3月18日、新しい商品検索機能を実装した。その機能とは、商品を撮影して検索することができる「写真検索」である。商品名やブランド名などがわからない場合に、商品を探してそれに近い出品を探すことのできる機能だ。
これが思った以上に優秀で、「あれ、なんだっけ? 名前が出てこない」って時にサッと撮影して使うことができる。この優秀な機能でオッサンを撮影するとどうなるのか? 近しいオッサンが出てくるのか? たしかめてみた!
・「写真からさがす」機能
メルカリに発表によると、この機能はiOS版から先行してリリースされている。Androidほかの機種に関しては順次対応を行うとのこと。したがってiOS版アプリで説明したいと思う。アプリを起動して、画面上の検索窓をタップすると、検索項目に「写真からさがす」とキーワードの入力欄の右端にカメラアイコンが加わっている。
いずれかをタップすると、すぐに端末のカメラが起動する。初回はカメラへのアクセスが求められるので許可しよう。
・ただのエアコンのリモコン
早速カメラで商品を撮影してみることに。
型式のわからないエアコンのリモコンを撮影してみた。商品を認識したらしく画面上のリモコンが四角で囲われた。
すると……
おお! 出てきた!!
同じものはなさそうだが、近しい形状のリモコンがたくさん出てきた! リモコンを売ろうとする人、結構いるんだな。っていうか、リモコン売っちまったら、エアコン使えなくなるのに大丈夫なのかよ!? 地味に売れてるし……。
ついでにそこらへんに落ちてたケーブルも撮影してみると。
リモコン同様に同じものではないけど、近しいものが出てきた。すごいな、この機能!
・オリジナルカレンダーは?
もしかして、何を撮影しても検索結果が表示されるんじゃないのか? 世の中にほとんど流通していないものはどうだ? そう思う、当編集部で制作した2019年のカレンダーを撮影してみた。
これは何もでないだろう~。と思ったら出た!
力士の写真かな? ふんどしカレンダーは力士と認識されたらしい。
・オッサンを探すと近いオッサンが出る?
これはもう何撮ってもなんらかの答えを示してくるだろう。いっそ、商品でさえなくても、何か表示するはずだ。そう思って、そこらへんのオッサン、当編集部のYoshioを撮影してみた。
するとなんとッ!!!!
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メガネの検索結果が表示された。それをかけているオッサンを無視して、メガネを認識するとは。逆にすごい。そこまでの精度とは感心せざるを得ない。
という訳で、オッサンを撮影するとそれに近しいオッサンが表示されることはなかった。おわり……。
参照元:メルカリ、PR TIMES
Report:佐藤英典
Photo:RocketNews24.
Screenshot:iOS「メルカリ」