全国6000万人のプロ野球ファンのみなさん、こんにちは。突然だが、あなたは「ポンセ」を覚えているだろうか? かつて大洋ホエールズの4番を務め、1988年にはホームラン王も獲得、そして口ヒゲが似ていることから「マリオ」と呼ばれた、あの『カルロス・ポンセ』選手のことである。
成績もさることながら、その陽気なキャラクターもファンから愛されたポンセ。そのポンセがなんと……ユーチューバーになったってよォォォオオオオ! ……ってマジかよ、ポンセ!! どういうつもりかは知らないが、これはチャンネル登録するしかないな!
・レジェンドプレイヤー
大洋ホエールズ在籍時は、輝かしい成績を残したポンセ。先述のように1988年のホームラン王を筆頭に、打点王(2年連続)、最多安打、ベストナイン……などなど、数々のタイトルを獲得したレジェンドプレイヤーである。
当時のプロ野球界には、成績もさることながら個性的な助っ人が多く在籍していた。大洋がポンセならば、阪神はバース、ヤクルトはホーナー、巨人はクロマティ……と、今なお語り継がれる名選手が多くおり、いわば “助っ人黄金期” だったのだろう。
ポンセの公式Twitterによれば、ポンセは大洋ホエールズ退団後、マイナーリーグの打撃コーチ、スカウト、GM補佐を6年務めたあと高校野球のコーチを経て、現在は自身の主催するアマチュアチームの監督を務めているという。つまりずっと野球に携わっていたということだ。
・野球レッスンの動画
そんなポンセのYouTubeは「野球レッスン」がメインで、投稿済みの動画は「空振り・ミスショット激減! ドアスイング矯正し、視線ブレを直す基本ドリル」と、至って真面目な内容である。ユーチューバーデビューしたからと言って、ポンセが大食いしているワケではない。
とはいえ、指導歴の長いポンセの打撃理論やコーチングは、野球少年らにとって非常に参考になるのではなかろうか? 動画には日本語字幕も付いているので、言葉の心配はいらない。興味がある人はぜひチャンネル登録しておこう。
かねてから「いつか指導者として横浜に戻りたい」と語っているというポンセ。ラミレスが監督を務めるなど、外国人指導者には理解のある横浜だけに「ポンセ監督」が実現する可能性もゼロではないだろう。ユーチューバーとして、そして指導者としてのポンセに注目だ。
参照元:YouTube 、 Twitter @Ponce07Whales
執筆:P.K.サンジュン
▼動画はこちら。
▼Twitterアカウントも開設しているぞ。
大洋退団後はマイナーリーグの打撃コーチ、スカウト、GM補佐を6年務めたあと、高校野球のコーチを経て、現在は自身の主催するアマチュアチームの監督を務めております。一時期シーズンオフにやっていた「トラック運転手」という肩書のほうが日本で広まっていることを、ご本人は驚かれております。
— カルロス・ポンセ 公式 / CARLOS PONCE Official (@Ponce07Whales) March 20, 2019