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【挑戦】結成13年・平均年齢36.5歳のバンドが『サマソニ2019』の新人オーディションにエントリーしてみた!

2019年2月28日

太陽の下、会場を埋め尽くす人・人・人……夏フェスはバンドマンにとって憧れのステージだ。通常、すでにある程度売れているミュージシャンだけが呼ばれるが、この大舞台に無名でも立てる唯一の可能性が「一般公募枠」である

そして、2019年2月27日に始まったのがサマーソニックの『出れんの!? サマソニ!? 2019』だ。夏フェスの中でも1、2を争う応募数であるこの新人オーディションに、結成13年・平均年齢36.5歳のバンドがエントリーしてみた

・ロックインジャパンの結果

毎年、無名のバンドマンが己の音楽人生を変えるために希望をかける夏フェス一般公募枠。私(中澤)がギターを弾くバンド・フリサトは、以前の記事で『ロックインジャパン2019』に応募した。

1月から5月まで募集を行い、それぞれの月の入賞アーティストを選出するこのオーディション。入賞すれば投票、ライブ審査などの次の審査に進むことができる。一体何組のアーティストが入賞するのかは不明だが……。

そんな中、オーディションページ『RO JACK for ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』を覗いてみたところ、我々が応募した1月期の入賞アーティストが発表されていた。はたして我々の名前はあるのか。緊張と共に画面をスクロールする。


『amy in a roon』『cOups.』『shandy Wz』『タカナミ』ドキドキドキドキ……


……


──入賞アーティストは次の『東京少年倶楽部』で終わっていた。音源審査を通過する組数ってこんなに少ないのか……5組……思った以上に狭き門である。入賞した5組にはぜひ夏フェスのステージにたどりついて欲しいものだ。

・この厳しさを越えた者だけが灼熱のステージへ

ハッキリ言うと悔しいが、これくらいの厳しさは予想していたのも事実。灼熱のステージに立てるのは、この厳しい冬を乗り越えられた者だけなのだ。というわけで、今度は2月27日に募集を開始した『出れんの!? サマソニ!? 2019』にチャレンジしてみることに。


『ロックインジャパン』で資料はそろってるし、すぐ登録できるだろう。と思いきや



アップロードできる画像枚数多すぎィィィイイイ!!


5枚もバンド画像あるかな? おそらく、全てを埋める必要はないのだろうが、穴があったら埋めたくなるのが男である。というわけで、アー写以外にもMVから画面をキャプチャしたりライブ写真などで全部埋めてみた。

これで良し! しかし、ガチの若手ってこれに応募することさえできないんじゃないだろうか? ライブ写真をアップしようにも撮ってくれる人がいないというケースもあるだろうし、音源にしてもまずはYouTube動画だ。まともな動画がないと不利になる。

もちろん、そんな中にも音楽の才能だけある人はいるはずで、潔癖なことを言うと、もうちょっと音楽だけで発掘すべきな気もする。根本は音楽を売る商売なんだから。

・誰もが悩む自己PR

まあ、その勝負なら選ばれる自信があるというわけではないけれど。というわけで、サマソニもあります。応募の際誰もが頭を悩ませているであろう自己PR

20文字だったロックインジャパンと比べると、サマソニは無限に打てるんじゃないかというくらい項目がデカイ。少なすぎるのもアレだけど多すぎても困る。みんなどれくらい打つのかな? と思いながら以下の内容を入力。もちろん、私の独断である

「結成13年。メンバーが入れ替わりながらも、ライブハウスで10年以上活動。
その活動の中で出会ったのが現メンバーです。

そう、全員がライブハウスで知り合った音楽仲間。
飲んでいる時や対バンなどでよく会う人と、やがて話すようになり、気づけば同じバンドのメンバーになっていました。

脱退に解散など、それぞれにバンド人生を歩んで来たメンバーの平均年齢は36.5歳。
でも、同じ方向を向いている。同じスピードで歩ける。前を向ける。

僕たちにとってはそれが奇跡。

だから、もう一度、今一度、何度でも、ゼロから這い上がっていこうぜ。」

──ネット全盛の現在、ネットで出会ったというのは普通な気がする。実際、以前私が属していたバンドもネットで出会った人たちだったし

・ゼロから

そんな中、全員がライブハウスで出会った音楽仲間であるフリサト。これは売れたことがなく、脱退や解散を繰り返した我々の手に残った唯一のものと言えるだろう

輝くような才能やルックスは素晴らしい。そんな “本物” を誰もが愛する。もちろん私も好きだ。でも、そんな才能はなくとも、輝きとは無縁でも、這いつくばって続ける「偽物」を今は美しいと思える

「新人の登竜門」と呼ばれる夏フェスオーディション。ロックインジャパンではその厳しさの洗礼を浴びた。だが、もう一度、今一度、何度でも、ゼロから這い上がっていこう。また、結果をご報告したい。

参照元:出れんの!? サマソニ!? 2019
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼監督・脚本・カメラ・編集ぜ~んぶ中澤のフリサトのMV

ロックインジャパンに挑戦した記事はこちら

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