木村拓哉さんといえば、日本を代表するスターである。これまでの活躍は誰もが知るところであり、今後も芸能界をけん引していくことは間違いないだろう。そんな彼を、ゲームの主人公として操作できる『JUDGE EYES(ジャッジアイズ):死神の遺言』(PS4、通称:キムタクが如く)は、革命的作品といっても過言ではないだろう。
だって、あのキムタクを操作できるんだもの! 実際にプレイしてみると、現実の木村さんが絶対に言うはずのないことまで発言しているから面白い。そのなかでもこのセリフは100パーセント言わないだろ! というものを発見してしまった。
・私立探偵八神を演じるキムタク
木村さん演じる八神隆之は、元弁護士の私立探偵である。過去の裁判がきっかけで運命に翻弄されることになる。ゲーム序盤で、怪奇的な事件に遭遇し、ヤクザの抗争に巻き込まれて行くのだ。
物語の舞台は、龍が如くシリーズでお馴染みの「神室町」。新宿・歌舞伎町をモデルにしたこの街は、歓楽街であると同時に、ヤクザ者のいさかいの絶えない危険な街でもある。当然、キャバクラやホストクラブなども存在しており、危険な雰囲気がアチコチに漂っている。そんななかで八神を演じる木村さんは、あるお店に聞き込みに行く必要に駆られる。
・絶対言わなそうなこと!
そのお店は、地下にある怪しい受付を備えたお店……。もしかしたら、木村さんはそんなお店の存在さえ知らないかもしれない……。
そこで木村さんはプレイヤーの選択に従って、こういうのである。
「65分コースで」
言わねえええええ! 絶対にキムタクはそんなこと言わねえ! プレイヤーの選択肢によっては「35分コースで」もしくは「50分コースで」ってのもあるけど、どっちみち言わねえ!! あり得ない、そんな言葉をキムタクがアテレコとはいえ、発したと思うと、それだけでこのゲームのすごさを感じることができる。すげえ、ゲームを作ったなあ~、SEGAは~ッ!!
という訳で、この先も想像を超えるキムタクの活躍を見ることができるかもしれない。ゲームを進めるのが楽しみで仕方がない!
参照元:JUDGE EYES:死神の遺言
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:PS4『JUDGE EYES:死神の遺言』