ロケットニュース24

【鍋のファストフード】回転寿司屋かと思ったら、鍋の具材がぐるぐる回る「回転火鍋」屋でビビった!

2018年12月10日

食材が回る飲食店といえば、回転寿司である。最近はベルトコンベア式でないお店や、板さんに直接注文するお客さんが増え、「回らない回転寿司」が多いのだが、それでも回るといえば回転寿司しかない……はずだったが……!

東京・大久保に新しい回転式飲食店が登場した。そのお店「辣辛子(らーしんず) 回転火鍋」はその名の通りに火鍋が回る! いや、火鍋の具材が回る! 実際にお店に行ってみると、回ってる回ってる! 鍋の具材がぐるぐる回る~ッ!!

・寿司ではない!

このお店は2018年11月にオープンした。JR大久保駅北口を出てすぐのところにある雑居ビルの2階だ。店内に入ると、店内中央には回転寿司でお馴染みのベルトコンベア! 回ってるのは寿司ではない!!



湯葉や豆腐、きくらげや串物が回ってる~! 北海道にも回転火鍋のお店があると聞いたことがあるが、もしかしてそのお店もこんな感じなのだろうか? 寿司じゃないものが回っている姿に、何とも落ち着かなさを感じてしまう。


・1皿100円、1串100円から

メニューはとってもシンプル。2時間2980円の食べ放題(4名より)にするか、食べたいものを食べたいように、レーンから取るかである。6酒類のスープから1種選び(各298円)、ドリンクバーならぬ「タレバー」(100円)で自分好みのタレを作って、あとは具材を取るだけ。


ちなみに、レーンの具材は1皿100円。串は1本100円。肉類は別途680円となっている。1人に1台IHヒーターがついているので、友達と来ても自分の鍋に没頭できる。


火鍋初心者の私(佐藤)は、お店の人がすすめるままにスープを重慶風マーラー味にしてしまった。食べてわかったが、これは結構辛いので、辛いのが苦手な人は注文時に注意。


鍋が煮える間に、壁に設けられたタレバーでタレを制作。ゴマ油・ラー油・ニンニク・パクチー・辛みそ・甘みそなど、適当に組み合わせて自分ダレ完成!


・ひとり鍋奉行

ひと通り準備が整った。あらかじめ注文しておいたラム肉とモツの串を4本、白菜・穂先たけのこ・もやしを取り、ひとり鍋奉行の開始だ。



実際に食べてみると、味はかなり本格的。とはいえ、火鍋初心者なので、これがどのくらいのレベルかはわからないのだが、食材を好きなように取り選べるだけでも楽しい。本場中国では増えつつあるスタイルらしい。何より手軽さが有難い。


・鍋のファストフード

行ってみたいとう人に、ひとつだけアドバイス。IHヒーターはやや火力が弱いので、うかつに火を弱めないように要注意。私はうっかり弱にしてしまって、再び沸騰するまでに随分待つハメになった。


これはある意味、鍋のファストフード。ひとり焼肉が流行りつつあるなかで、回転火鍋は今後店舗が増える予感がする。2019年は回転火鍋がトレンドのなるのかも!?

・今回紹介した店舗の情報

店名 辣辛子(らーしんず) 回転火鍋
住所 東京都新宿区百人町1-19-14 TC第21大久保ビル2F
営業時間 11:00~翌2:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

モバイルバージョンを終了