環境省がレジ袋有料化の義務付けを2020年度以降に向けて目指している。すでに一部のスーパーなどでは自主的に有料化になっているが、義務となればコンビニなどにも適用されるようだ。
1枚数円単位なのかもしれないが、それでも塵も積もれば山となる。今のうちからエコバッグを使うことに慣れておきたいところだが、Amazonを眺めていると何やら便利そうな商品があったのでさっそく注文してみることにしたぞ。
・巻き取って収納できる
今回注文した商品、Amazonでは「ロールアップエコバッグ(税込980円)」という名前で出品されていた。パッと見は別の商品だが、正真正銘のエコバッグだ。試しにオレンジ色のタグ部分を引っ張ってみると……
収納されていたバッグが姿を現す。何を隠そうこの商品、使用後は巻き取って収納しておくことができるのだ!
収納方法はとても簡単で、透明の円盤部分をくるくると回していくだけ。生地が重なる部分は厚みがでるので多少コツがいるが、慣れてしまえば問題ない。
・生地が頼りない
実をいうと私はすでにエコバッグを所有しているのだが、使用後に毎回畳まなければならないのがとても面倒だった。なので、ロールアップエコバッグの収納方法は超理想的。ただ、1つだけ気になることが……。それは、生地がめちゃくちゃ薄いこと。
正直、かなり頼りない。ペラッペラの生地で、バッグとしての役割をきちんと果たしてくれるのだろうか。実際に検証してみようと思う。
……ということで、スーパーにて数日分の食材を買い込んだ。これらをバッグの中にどんどん詰めていったのだが、内容量は意外と少ない感じ。
購入した商品をいくつか残して、エコバッグはパンパンになってしまった。しかも、背負ってみると肩ひもが食い込んで痛いので、結局さらに中身を減らすことに。それでも生地への負荷が凄まじく、今にも破けてしまいそうでハラハラしながら帰宅した。
最終的にエコバッグに詰めた食材たちは、重さにすると約3kg。広げてみるとまあまあ入った感はあるが、家族がいる家庭ではちょっと頼りないのではないだろうか。一方、コンビニなどで軽く買い物するには十分かもしれない。
収納方法がユニークなだけに、生地の薄さはとても惜しいところ。当たり前だが、食材をたくさん持ち運ぶには厚手のバッグの方が安心だ。
ネットショッピングは便利な反面、商品を実際に手にして選ぶことができない。そういう意味では、エコバッグは実店舗でしっかりと品定めした方がいいのかもしれない。
参考リンク:Amazon『ロールアップエコバッグ』
Report:石井陽太
Photo:Rocketnews24.
▼円盤の直径は10cmほどだ