ウルトラストレッチジーンズ──。なんと大胆なネーミングだろうか? ご存じ、みんな大好き「ユニクロ」の看板商品の1つで、あえて日本語に直すならば「極限の伸び伸びジーンズ」ということになるだろう。ほほう、極限だと……? ふーん、極限ね……?
普段からユニクロにお世話になりまくっている私(P.K.サンジュン)だが、ハッキリ言って「ウルトラストレッチジーンズ」だけは「カマシ過ぎ(笑)」と思わざるを得ない。というわけで今回は、どれだけ伸縮自在なのか、ウルトラストレッチジーンズをシバキまくってみたのでご覧いただきたい。
・いつも全身ユニクロだが……
私は普段から、全身の6割近くはユニクロでコーディネートされている。パンツも靴下もユニクロが基本で、何を隠そうジーンズもここ2年ほどはユニクロだ。ただし、それはあくまで正統派のヤツで「ウルトラストレッチジーンズ」は履いたことがない。
そういう意味で私は「ウルトラストレッチジーンズ童貞」なわけだが、本当にそこまで伸縮自在なのだろうか? しかも今回購入したのは、ピッチリ細身のスキニータイプ……。もしこれで自由自在に動き回れるのであれば「ウルトラストレッチジーンズ」の名に異論はない。
さて、検証方法は非常に簡単だ。ウルトラストレッチジーンズを履いた私が、プロレス技をかけたりかけられたりしながら、その伸縮度を体感していく。シンプルな打撃技はもちろん、複雑な関節技まで存在するプロレス技こそ、今回の検証にはふさわしい。
しかも私の相手はどこに出しても恥ずかしくないプロレスマニア、GO羽鳥が務めるから、まさに「時は来た」である。
それでは以下で、5種類のプロレス技とウルトラストレッチジーンズによる壮絶なシバキ合いをご覧いただこう。
・足四の字固め …… 難易度☆☆
ヒザ周辺の伸縮具合を確かめるため、まずはオーソドックスに「足四の字固め」からスタートだ。
地味な見た目とは裏腹に……
超痛いことで有名なこの技……
イタイイタイイタタタタタ!
でもヒザ周りはノビノーーーーービ!!
裏返っても大丈夫! ……とりあえずは合格だ。
・サソリ固め …… 難易度☆☆☆
足四の字固めで確認したヒザ周辺に加え、腰まわりを調べるため、お次は「サソリ固め」である。
うむ、脚は大丈夫だ。
イッタイイッタイイタタイタタタ!
でもノビノーーーーービ!!
腰まわりも問題なし! ……合格である。
・ジャンピングニーパッド …… 難易度☆☆☆☆
ジワジワではなく “瞬間的な伸縮加減” を調べるため、3つ目は打撃技「ジャンピングニーパッド」だ。
オー!
ダッシュからの……
ジャンピングニーーー!!
ノビノビーーーーーーーーーーール!!
瞬間的な動きにも付いてきた! ……ご、合格だ。
・ロメロスペシャル …… 難易度☆☆☆☆☆
ヒザ、腰はもちろんのこと、ストレッチ素材の持久力を試すため「ロメロスペシャル」にチャレンジした。
怖い──。
重くて持ち上がらない。
手伝ってもらいつつ……
ロメローーーーー!
ロメロでもノビーーーーーール!!
かけてる方もしんどい。……合格だ。
・ルッテンジャンプ …… 難易度☆☆☆☆☆
最後は「ルッテンジャンプ」だ。正確には技ではなくアピールなのだが、瞬発力と伸縮性を試すうえで「ルッテンジャンプ」以上に最適な動きはない。
ルッテン……
ジャーーーンプ!
ジャァァァァァアンンンンンプ!!
余裕でノビーーーーーーーーーーール!
わかっちゃいたが、完全に合格である。
ぶっちゃけて言うと、初めて履いた瞬間から「こりゃ伸びる素材だな」とうすうす気付いてはいた。だが技の邪魔をしなかったことは紛れもない事実であり、特に瞬間的な動きにも付いて来れたときには「やりおる」と素直に感心したことは記述しておきたい。
というわけで、ユニクロの「ウルトラストレッチジーンズ」は、2018年現在の地球では「ウルトラストレッチジーンズ」と名乗ってもいいのではなかろうか。今後、革命的に伸縮自在な素材が登場するまで、とりあえずはチャンピオンに認定だ。
参考リンク:ユニクロ「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼その名の通り、ウルトラストレッチしてた。
▼ウルトラストレッチジーンズなら、そのままプロレス出来ちゃうぞ☆
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