なぜ当たらないのか……ミニロト。機械まかせではあるが、毎週火曜日、欠かさず買ってはいるものの、たまーに当たるくらいで結果的には大赤字。「夢で見た数字を買ってみた作戦」も敢行したが、それでもカスリともしなかった。なぜ……!?
1〜31までの数字の中から5つ選んで当てる だけ なのに。1等当選確率は、たったの16万9911分の1なのに。なぜ、そんな簡単なことが当てられないっ……!? ということで今回は、機械ではなく、祈祷師……ではなく、戦士を頼ってみることにした。
戦士といえば、もちろんこの人。マサイ族の戦士・ルカだ。「なんとしてでもロトでカネが欲しい」という邪(よこしま)な念なんぞ皆無であろうルカの番号は、いわば純度100パーセントの「ピュアナンバー」だ。そんな彼に……
「やあ兄弟、1〜31までの数字の中から、5つ、好きな数字を教えてくんろ」と、目的がバレないようにシレッと聞いてみた。すると……
ルカ「オレは1、4、8、12、14が好きだ」
との返事。キタッ……! キレイ……!! なんて美しい「選択」と「並び」なんだ。これはまぎれもなくピュアナンバー。さすがマサイ族の戦士は、数字の選び方からして美しい。そんな気持ちを込め、
「いい番号だ」
と返事し、私は電光石火のスピードで、2018年9月11日(火曜日)抽選の第991回ミニロトを購入。もちろん数字は「1」「4」「8」「12」「14」だ。
あとは夜の当選を待つだけ……と待っていたところ、突如としてルカが
ルカ「ハッハー(笑) 何のための数字なんだ?」
と聞いてきた! しまった、バレたっ……!! ということで正直に「ミニロトです……」と申告したところ、
ルカ「ワオ! 幸運を祈る」
ときて、その後……
ルカ「オマエ も ロト好きだったとはな……」
ときた。えっ……? おまえ「も」って……!? もしやルカも……と少し聞いてみたところ、ルカもケニアのロトが大好きで、たびたび購入しているらしい。それってルカ……ロトの戦士やん! ともあれ、そのへんの詳しいことは、いつかマサイ通信で語ってもらうことにして……
〜 夜が来た 〜
すでに、当たらない予感はしていた。なぜならば、ルカは私と同じく「ロト好き」であり、うっすらと「31までの数字から5つって、これ、ロトだろ……」と感じていた可能性も捨てきれない。それすなわち「ピュアナンバー」ではないからだ!
そして結果は……
案の定、ハズレた。
しかしながら、「1」の数字が当たっていただけでもルカの運力(うんりょく)あなどりがたし。ちなみに機械任せの予想はカスリともせず惨敗。どうすれば当たるのだろうか。1〜31までの数字の中から5つ選んで当てるだけなのに!!
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
Screenshots:ジャパンネット「当せん確認アプリ」
▼その後の会話