最近は撮影した写真をスマホで簡単に加工できるため、SNSなどに投稿する際に “全く手を加えない” という人は少ないのではないだろうか。
そんなデジタル美容レタッチの技術がトンでもないことになっているようで、余裕で30歳ほど年齢を誤魔化せてしまうレベルに達しているというのだ! その技術を紹介した動画がハンパなくスゴいので、ぜひご覧になって頂きたいと思う。
・デジタル美容レタッチの技術がハンパない!
動画共有サイトVimeoに、驚異的なデジタル美容レタッチ技術を紹介した動画「Age reduction VFX | De-aging | Digital Cosmetics」を投稿したのは、ルーセロス・アラヴァンティノスさんというアーティストだ。Vimeoの注釈によると、デジタル合成ソフト「Nuke」とトラッキングソフト「MochaPro」を使用して動画を制作したという。
ちなみに米エンタメデータベースサイト『IMDb』でルーセロスさんを検索すると、様々なハリウッド作品で視覚効果を手掛けていることが判明。つまるところ映像のプロフェッショナル! そのあたりの知識を頭に入れつつ、本題の動画を見てみることにしよう。
・余裕で30歳は年齢を誤魔化せそう!
まず動画にはカメラを見つめる一人の若い女性が登場し、しばらくすると左側から黄色のラインがスルスル~と現れ、その動きと共に女性の顔に大きな変化が! なんと、20代に見えた女性の顔にシワやタルミがみるみると増え、50代ぐらいに老け込んでしまったではないか!
そして動画の半ばに差し掛かると、30歳は年の差があろうかと思われるレタッチされた女性の比較画像が登場するのだが、一体どちらが修正される前の姿なのか分からないほどなのだ。
・まさに映像マジック!
その他にもルーセロスさんは、ニキビがなかった青年の顔に大量のニキビを出現させたり消したりする動画も投稿。これも先ほどの動画と同じく、もともと青年にニキビがあるのかないのか分からない仕上がりとなっている。
ちなみに、こういったデジタル処理による若返り技術は、映画やドラマなどの回想シーンで使われることが多いように思う。登場人物の子供時代を描く時にはさすがに子役を使うが、10年ほど前の回想でカツラやメイクで誤魔化しがきかない時に、レタッチ技術の登場となる訳である。
これだけデジタル技術が進んでいるだけに、“見たまま” を信じない方がよい世の中になっていると言えそうだ。
▼デジタル美容レタッチの技術がハンパない!
▼青年の顔にニキビが消えたり現れたりする動画