外国人に人気の高いラーメンチェーンといえば、「一蘭」である。東京・新宿の店舗にはいつも行列ができており、他のお店も比較的評価が高い。さて、そんな一蘭がこのほど沖縄県に初進出することがわかった。
この件について、地元の人はどう考えているのか？ 実際に意見を聞いてみると、想像を超える喜びの声を上げていた。そんなに喜ぶ!?
・独特のお店づくり
全国に70店舗以上を展開している一蘭は、とんこつラーメンが売りのチェーン店。店内には「味集中カウンター」という間仕切りのあるカウンター席が設けられており、周りの人の視線を気にすることなく思い切り麺をすすることができる。
・今秋沖縄にオープン
さて、その一蘭が出店する沖縄の店舗は、那覇市にこの秋オープンするそうだ。席数は全73席で、標準的な店舗より多めとのこと。地元の人はもちろん、沖縄観光に訪れた人も取り込もうという狙いがあるもよう。
・地元の反応
この一蘭進出について、那覇市と石垣市を行き来しながら生活するクリエーターの根間タダシさんに話を聞くと、興奮と感動の入り混じったコメントが返ってきた。
根間さん「今まで「花月ラーメン」が俺の中で10年間1位だったのに、2年前テレ朝で生放送された『日本国民がガチ投票！ 麺チェーン店総選挙2016』で1位が「一蘭」で、花月はランク外！
そのことに非常にびっくりでした！ そんなにウマいのか？ その年、東京に着いたら真っ先に一蘭 新宿店に向かい食べたあの味は確かに衝撃過ぎて、涙がとんこつ味になったのを今でも覚えています。
「 息子とラーメン屋へ行くたびに、｢一蘭と比べたらまだまだだな｣の口癖がついた俺は、家族から「一蘭一蘭うるさい」と言われていましたが、遂にこの日がやってくるのですね！ 」
──まさか、涙がとんこつ味になるのか!? とにかく、そのくらい根間さんが一蘭を愛してるという気持ちは十分に伝わってきた。
一蘭が沖縄にできた暁には、ぜひとも根間さんに頻繁に通って頂きたい。そして、涙だけでなく、体臭もとんこつ風味になるように、日々食いまくって欲しい。がんばれ、根間さん！ 負けるな、根間さん!!
参照元：沖縄タイムズ
協力：根間タダシ
執筆：佐藤英典
Photo：RocketNews24.