大谷翔平選手(エンゼルス)の勢いがまだまだ止まらない。開幕から絶好調だが、2018年4月13日(日本時間)のカンザスシティ・ロイヤルズとの試合でも8番DHで出場し、7回には満塁の場面で走者一掃のスリーベースヒットを放った。
この日は、初の申告敬遠も体験した大谷選手。全米でファンが急増中だが、試合前にあった神対応を米メディア『CUT4』が報じている。なんでも、少年相手に心温まるやりとりがあったという。
・6歳の少年がバットをおねだり
『CUT4』によると、メジャーリーグではどの試合でも開始前に子供と選手の交流の場が設けられるそうだ。ボールにサインをもらったり一緒に記念撮影など、ちびっこたちは憧れの選手と思い出を残すことができる。
そしてこの日も交流の場が設けられ、練習を終えた大谷選手に対し、レオ・グアステージョ君(6歳)はボールにサインをもらった。ただ、レオ君は大谷選手を前にすると、いきなり「バットをちょうだい」ともおねだりした。
・一度は立ち去るも……
それを聞いた通訳は思わず苦笑い。一応、大谷選手に伝えるも、冗談っぽく「あげねーよぉ」と答えてその場を去ってしまった。バットは簡単にプレゼントできるものではないため、さすがに仕方ない……と思いきや、大谷選手は思わぬ神対応に出た。
なんと数分後にレオ君のもとに戻り、バットをプレゼントしたというから心温まる。もちろん、バットをもらったレオ君はニッコニコ。嬉しそうに大きなバットを抱え、笑顔で写真に収まっている姿を確認できる。
・素晴らしい人間性
一連の大谷選手の対応に米メディアも感動しきり。打者、投手だけでなく、人としても素晴らしいと賞賛している。なお、試合の結果は1−7。ロイヤルズグッズを身につけたレオ君にとって残念な結果だったかもしれないが、漢字で「大谷翔平」の名前も入ったバットは一生の宝物となることだろう。
参照元:Twitter @iamjoonlee、CUT4(英語)
執筆:原田たかし
▼あげねーよぉからの〜
https://twitter.com/iamjoonlee/status/984568394182742016
▼神対応である
https://twitter.com/iamjoonlee/status/984568540056432640