「大人になると計算機ばかりに頼りがち」という人は多いはず。その影響で……かどうかは分からないが、今小学生5年生レベルの計算問題に混乱してしまう大人が続出しているのだとか。一体どんな問題なのかというと……
・小学校5年生レベルの計算問題に頭が混乱!?
海外ニュースサイト『MENTAL FLOSS』によると、大人が頭を抱えているというのは以下の計算問題なのだが、分かりやすいように数字をつけて並べてみた。
【問題】
1.男性が60ドルで馬を購入。
2.彼は70ドルでその馬を売る。
3.次は80ドルでその馬を買い戻す。
4.今度は90ドルでその馬を売却。
質問:さて、彼の利益は一体いくらになったでしょうか?
──という内容である。
中には、「すぐに分かった!」という人もいるだろうが、混乱した人もいるに違いない。確かに、パッと問題だけを見たら頭がこんがらがってしまいそうだ。馬を60ドルで買って、70ドルで売却したから利益は10ドル。それを80ドルで買い戻して90ドルで売ったら……「え? 最終的にいくらの損益が出たの!?」となってしまう人も多い気がする。
この問題、読者のみなさまはスムーズに答えを導き出せただろうか? 混乱している人のために1つヒントをお伝えすると……4段階の取り引きを2つに分けたら簡単かも。もう分かったかな? 「分かった!」という人は、次のページに正解を記載しているので確認してみて欲しい。
参照元:MENTAL FLOSS(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.
まず最初に、もう1度問題を確認してみよう。
【問題】
1.男性が60ドルで馬を購入。
2.彼は70ドルでその馬を売る。
3.次は80ドルでその馬を買い戻す。
4.今度は90ドルでその馬を売却。
質問:さて、彼の利益は一体いくらになったでしょうか?
・解説
実はこれ、一種の引っ掛けのようで、1~4番の取引きをひとまとめに考えるから混乱してしまうのだとか。もっと言うと、1&2番と3&4番の取引きを別々に考えれば、簡単に答えが出るという。
取り引きの1と2では、60ドルで馬を購入して70ドルで売ったから利益は10ドル。そして、80ドルで買って90ドルで売却したから、取り引きの3&4番の利益も10ドル。その2つを足せば、利益は20ドルということになる。
よって正解は20ドルだ。
筆者も同問題を解いた時に、1~4番をひと続きの取り引きとして考えてしまった。1&2番で利益が10ドルになり、3番で80ドルで馬を買い戻したので損額は70ドルに。そして、4番で90ドルで売却したので「90-70=20」で “利益は20ドル” と計算したのだが、1&2番と3&4番を別々に考えればもっと簡単に答えが出たという訳だ。
同じ馬で売買を繰り返しているので、どうしても連続で考えがちになる……というのも、1つの引っ掛けポイントなのかもしれない。
──以上! どうだっただろう? 答えは合ってただろうか?
参照元:MENTAL FLOSS(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.