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メールの誤送信から始まった奇跡のような展開! ある女性が「このドレスどう!?」と赤の他人にメッセージを送ったらこうなった

2018年3月14日

慌てていると、本来送ろうと思っていた相手とは違う相手にメールを送ってしまうことがある。いわゆるメールの誤送信は、時としてとんでもなく面倒な事態を巻き起こすものだ。ところが……

ある女性が「このドレスどう!?」と誤って見ず知らずの男性にメッセージを送信したところ、結果的に奇跡のような出来事が起きたというのである。

・間違いメールを送ってしまった女性

米ニュースサイト『boredpanda』によると、シドさんという女性がロングドレスを着た写真に「このドレスどう!?」とメッセージを添え、赤の他人であるトニー・ウッドさんという男性に誤送信してしまったのだとか。そこからの流れを、分かりやすく矢印で表すと以下のようになる。

・大まかな流れ

誤送信メールを受け取ったトニーさんが、自分の子供5人のサムズアップポーズ(「最高!」という意味)を添えてシドさんに返信

シドさんの友人が、2人のやり取りをツイートしたところネットで拡散

トニーさんの子供の1人が白血病のため闘病中で、募金を募っていることが明らかに

ネットユーザーから寄付金が集まる

──そう、シドさんからの誤送信メールに、トニーさんが親指を立てた自分の子供5人の画像を添えて返信したことで、奇跡のような展開となったのである。

・実はトニーさんの子供は6人だった

詳しく説明すると、シドさんの友達だと思われるマンディ・ミラーさんが、シド&トニーさんのやり取りをスクショ&画像付きでツイートしたらネットで拡散。それを見たユーザーが、トニーさんの4歳の息子カイズラー君が白血病のため闘病中で、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で募金を募っていると返信する。

実は、トニーさんの子供は5人ではなく6人。しかし、シドさんに返信した “サムズアップ” の画像に写っているのは5人だけ……。その1人であるカイズラー君は、化学療法を受けるために病院にいたことが明らかに。

・300万円以上の寄付が集まる奇跡的な展開に!

すると、その情報を見たユーザーがGoFundMeのページへ訪れ、次々に寄付を開始。2015年12月に設立したページには数日で3000ドル(約32万円)が寄付され、過去2年の募金よりも多い額が集まったとのこと。

そして、その額は現在3万ドル(約320万円)を超え、ウッドさん一家は寄付してくれた人々に「心から感謝している」と、海外メディアを通して感謝の気持ちを伝えている。

ちょっとした間違いメールが奇跡的な展開を生むとは、なんだか映画に描かれそうなストーリーで筆者は心から感動してしまった。

参照元:Twitter @bbymandiGoFundMeboredpanda(英語)
執筆:Nekolas

▼ちょっとした間違いメールから奇跡が起きた!

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