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【日本語字幕あり】ジブリ作品に感銘を受けたパキスタン人青年が母国にアニメスタジオを設立! 処女作の製作過程に感動しちゃうぞ

2018年3月12日


日本が世界に影響を与えたポップカルチャーは数あれど、「アニメや漫画を超える存在はない」と言えるのではないかと思う。なかでも、高い芸術性で絶大な人気を誇っているのがジブリ作品である。

そんなジブリの作品に感動したパキスタン人の青年が、同国初の手描きによるアニメスタジオを設立! その処女作となるイントロ部分と、製作にこぎつけるまでの過程を紹介した動画を見たら、制作者の熱意に感動してしまうに違いない!

・ジブリ作品に感銘を受けたパキスタン青年

海外ニュースサイト『shutterstock』によると、パキスタンで初となる手描きによるアニメスタジオ設立したのはウスマン・リアズさんだ。人気YouTuberとして同国で知られた存在だった彼は、大のアニメファン。

世界的講演会「TED」でスピーチした際、昔からアニメが大好きだと述べたことがきっかけで日本に招待され、ジブリのスタジオを訪れる機会に恵まれたとのこと。実際にスタジオを目にして大きな感銘を受けた彼は、通っていた音楽学校を帰国後に退学して、アニメスタジオ「Mano Animation Studios」をスタートさせたのである。

・徐々にスタジオの規模が拡大!

スタジオの処女作『The Glassworker』の紹介と、そこまで辿り着く過程を綴った動画では、「最初は数人のスタッフと小部屋で作業を始めた」と語られている。

その後、2016年にクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」でキャンペーンを開始し、11万6000千ドル(約1230万円)を集金。その資金を元に処女作の製作にこぎつけたのである。動画に登場する現在のスタジオは、数多くのスタッフが広いスペースで作業に取り組み、会社としての成長ぶりがうかがえる。

・ジブリの影響が明らかな仕上がりに!

そして、気になる『The Glassworker』の印象は、4分弱のイントロ部分を見ただけで、前情報を知らなくても「ジブリの影響を受けたのかな」と思わせる作風である。物語の主人公は、ガラス職人の父を持つヴィンセント。作品のイントロでは少年だった彼が成長し、幼馴じみのアリズと交わされる手紙を中心にストーリーが展開される。

ウスマンさんのアニメに対する熱い思いがひしひしと伝わって来る動画を見たこともあり、ぜひ全編を見たいと感じた。とにかく、夢を叶えるために努力を惜しまない彼の意気込みと情熱、アニメを愛するスタッフのインタビューに感動した筆者は、「いいものを見たな」という思いになったことを付け加えておきたい。

動画には日本語字幕もついているので、ぜひ最初から最後まで動画を見て頂けたらと思う。きっと、ウスマンさんの情熱に感化させれてしまうのではないだろうか。

参照元:YouTubeshutterstock(英語)
執筆:Nekolas
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼『The Glassworker』を紹介した動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=OckOQ4_W48A

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