店に入ったその瞬間、自分がとてつもなくオシャレ意識の高い人間に思えてくるのが『ACTUS(アクタス)』である。家具に照明に食器にアパレル、それらすべてが……意識高すぎィッ! 毎日のように通っていたら、そのうち意識が飛ぶかもしれない。
……と去年も一昨年も書いたのだが、今年も入手困難なアクタス福袋の入手に成功! とはいえ、残念ながら2種類あるうちの1種類、キッチン雑貨や食器などが入った『FIKA(フィーカ)』しかゲットできなかったのだが、やっぱり中身はスゴかった!!
・くつろぎの時間
まず、FIKA(フィーカ)なる単語から説明せねばなるまい。フィーカとは……「スウェーデンの生活習慣であり、休憩をとること」や「くつろぎの時間」を意味しているのだとアクタスのサイトに書いてあった。ちなみに価格は1万3000円(税別)だ。
・今回、いつもより遥かにデカい!!
まず今回、何よりもビックリしたのが「デカい」ということ。袋の中には1つの段ボール箱がドッスーンと入っているのだが、あまりにも箱がデカすぎてチャックが閉まらなくなっている。しかもズシリと重かったりもする。一体何が入っているのか……!?
【アクタス2018福袋「FIKA(フィーカ)」の中身】
・HONEY WARE ホーロードリップポッド(タイ製)
・DANSK コベンスタイル ディナープレート2枚(中国製)
・DANSK コベンスタイル シリアルボウル2枚(中国製)
・ROSENDAHL キッチンペーパー1パック(ドイツ製)
・ROSENDAHL キッチンファブリック(インド製)
・ウッドトング(セルビア製)
──以上6品(8品)。ちなみに、上記の商品をAmazonで調べてみたところ、合計金額は約1万5000円相当……って、あ、あれ……あんまりオトクじゃないのかも……。しかしながら、普段なら絶対に買わないであろう商品と出会えるのが福袋の魅力でもある。
たとえば「HONEY WARE(ハニーウェア)」のドリップポッド。同ブランドを知らない人のために簡単に説明しておくと、1947年の創業以来、ホーロー製品生産を続けてきた日本のブランドで、タイの自社工場で一つひとつ丁寧に生産されている。
ACTUS福袋の常連「DANSK(ダンスク)」が入っているのも思わずニンマリ。しかも合計4枚も。製造国こそ中国だが、ダンスクといえば北欧デンマーク。そして「コベンスタイル」というのは、同国・コペンハーゲンに由来するスタイルなのだ。
しかし、今回最も「フォォ〜ッ!!」となったのは、意識高すぎな北欧風のウッドトングだ。まず目を引くのは製造国。ほほ〜っ……セルビアときましたか。
材料や製造法は「チェリー材・オイル仕上げ」とのことであるが、単なるオイルではなく「食器用ミネラルオイル使用」であるという。ミネラル。いただきました。
デザインも超ヤバイ。なんというか「ヘラが組み合わさっているだけ」というか、なんというか、やっぱりヘラだ。最初、本当に「ヘラかな」と思ったくらいだ。
バネみたいなモノは一切ナシ。当たり前だが「握り終えたら自動的に戻る」なんて俗っぽい機能は付いていない。また、定期的に えごま油やオリーブオイルなどを塗布してお手入れする必要もある……とのことで、ついつい「めんどくせえ……」と思いがちだが、そこまでしてでもコレを使うのが “意識の高さ” なのであろう。さすがACTUS。
参考リンク:ACTUS「2018年新春アクタスのリミテッド・ボックス」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼でけええええ!
▼チャックしまってねええええ!
▼段ボール箱がドーン!
▼開けてみると……たくさん入ってる!!
▼積み上げてみた
▼HONEY WARE ホーロードリップポッド(タイ製)
▼DANSK コベンスタイル ディナープレート2枚(中国製)
▼DANSK コベンスタイル シリアルボウル2枚(中国製)
▼ROSENDAHL キッチンペーパー1パック(ドイツ製)
▼ROSENDAHL キッチンファブリック(インド製)
▼ウッドトング(セルビア製)
★こちらもどうぞ→「2018年福袋特集」