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【南極冒険21日目】移動時間を10時間に拡大して24km前進 / あと10日ほどで中間地点に到達する

2017年12月9日

南極点に向けて歩き続ける荻田泰永(おぎたやすなが)氏の冒険21日目の行程が終了した。日本の事務局に定時連絡が入ったので、現在の状況をお伝えしたいと思う。なお、この日で冒険開始からちょうど3週間が経過した。

・荻田氏からの定期連絡(日本時間 12月8日)

現在地:82度57分 西経:80度08分
この日の移動距離:24.0km
標高:1077m
天候:晴れ
気温:マイナス17度

・行動時間1時間延長

ここのところ良いペースが続いている。移動距離は今回の冒険で最高の24kmだ。実は行動時間を1時間伸ばして、1日10時間移動するサイクルに入ったらしい。完全に冒険の身体になって、南極の環境にも慣れている様子がわかる。残りの距離は786km。あと10日ほどすれば、中間地点のティール山脈に到達する予定なのだとか。

・甘味が重要

この日、送られてきた画像は食後の楽しみのミルクココア・おしるこ・甘酒・ミルクキャラメルである。先日は「白い恋人」を食後に食べていることを伝えていたのだが、今回は甘い飲み物。

荻田氏は猛烈な甘党なのか? と思ったら、甘いモノはコンパクトでありながら高いカロリーを摂取できるので、冒険食として最適なのだとか。冒険時は1日5000キロカロリーも消費するらしいので、甘味は身体を維持するのに欠かせないそうだ。


・お悩み相談の回答

では、荻田氏のTwitterに寄せられた「お悩み相談」の回答を紹介しよう。


相談「北極と南極では雪や氷の質に違いはありますか?」

荻田「違いは当然ありますよねー。海の上の北極と、大陸の南極ですから。南極だと、ほぼ氷化している「サスツルギ」(雪の表面が、風で削られてできた模様:環境省「なんきょくキッズ」より)があったり、北極では見られないものもあります」


相談「冒険でも天候などある程度「運」が必要だと思うのですが、運のある人とない人の違いは何だと思いますか、また荻田さんにとって運とは何でしょうか? 残りの旅頑張ってください、応援しております」

荻田「ありがとうございます。運とは、ただの確率。運の良い人悪い人の違いは、良かった時に感謝できる人と、悪かった時にことさら嘆くだけの人の違い。要は考え方の差、ですかね」


※南極お悩み相談
荻田氏のTwitter( @ogitayasunaga )をフォローして、「#南極お悩み相談」をつけて相談を投稿すると、荻田氏が相談に答えてくれるかも! 相談内容は日本の事務局から荻田氏に伝えられるぞ。南極大陸を歩き続ける荻田氏に、何でも相談してみよう!

協力:荻田泰永南極遠征事務局
Photo:荻田泰永, used with permission.
執筆:佐藤英典
★こちらもどうぞ → 荻田氏の「南極冒険

▼冒険開始から3週間。あと約10日で中間地点のティール山脈に到達する


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