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今年の紅白歌合戦がインディーズバンドマンにとって「胸アツ」すぎる理由

2017年11月16日


マジかよ! マママ、マジかよ!! 2017年11月16日、『第68回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表されたのだが、そのメンツを見た時、インディーズバンドマンである私(中澤)は胸が熱くなるのを感じた。

例年なら、紅白の出場者発表はほぼスルーしてしまう私だが今年の紅白は違う! なんと言っても出場歌手にあの人の名前があったのだ。東京のライブハウスで活動してきた者として、これを見逃せるはずがないッ!!

・第68回紅白歌合戦の出場者

まずは、今朝発表された紅白の出場者ラインナップは以下の通り。

【紅組】
AI、E-girls、石川さゆり、市川由紀乃、AKB48、丘みどり、倉木麻衣、欅坂46、坂本冬美、椎名林檎、SHISHAMO、島津亜矢、Superfly、高橋真梨子、天童よしみ、TWICE、西野カナ、乃木坂46、Perfume、松たか子、松田聖子、水森かおり、Little Glee Monster

【白組】
嵐、五木ひろし、X JAPAN、エレファントカシマシ、関ジャニ∞、郷ひろみ、三代目J Soul Brothers、SEKAI NO OWARI、Sexy Zone、竹原ピストル、トータス松本、TOKIO、氷川きよし、平井堅、福田こうへい、福山雅治、Hey!Say!JUMP、星野源、三浦大知、三山ひろし、山内恵介、ゆず、WANIMA

──初出場は、丘みどり、SHISHAMO、TWICE、Little Glee Monster、エレファントカシマシ、トータス松本、Hey!Say!JUMP、三浦大知、WANIMA、そして……竹原ピストル! たたた、竹原ピストルさんが三代目J Soul Brothersと並んでる!!

フォークバンド・野狐禅(やこぜん)が解散以降、ソロとなった竹原ピストルさん。私が渋谷のライブハウスでチラシを配っていた2013年頃、よく「ドサ回りの鬼」と書かれた竹原ピストルさんのチラシを見た。そのチラシの予定欄には、1カ月のうち20日以上ライブの予定が書かれていた。

・階段を上り続けた結果

当時から、竹原ピストルさんはライブハウスシーンの有名人だったが、泥臭く熱く地道に活動する様子に勇気づけられた後輩バンドは多かっただろう。私も、そのチラシを見る度に勇気をもらっていた。歌も素晴らしく、竹原ピストルさんを知る人みんなが売れて欲しいと思っていたに違いない。

あれから時も経ち、若いバンドやミュージシャンがぐんぐん伸びる中、ライブハウスから積み上げ続けた竹原ピストルさんがついに紅白! 「よー、そこの若いの」のCMソング起用や、昨年の「第40回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞」の受賞などがあったにせよ、階段を1段ずつ上がった感じが凄まじいのだ。

12月27日で41歳となる竹原ピストルさん。41歳になって1発目のライブが「COUNT DOWN JAPAN 17/18」で2発目が「紅白歌合戦」はカッコ良すぎる。マジでインディーズミュージシャンの希望でしかない。ブチかませ! ライブハウスの心意気!!

参照元:第68回NHK紅白歌合戦竹原ピストル
執筆:中澤星児

▼住友生命のCMにも起用されている「よー、そこの若いの」

▼竹原ピストル「ファイト」

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