実際に日本に住んでいる国民として、「国の将来を考えたら不安になってしまう……」という人は、結構多いのではないかと思う。
それは筆者も例外ではないが、海外の人から見た「日本が抱えている問題」とは、一体なんなのだろうか!? そんな3つの点について、英ニュースサイト『indy100』が報じているので紹介することにしたい。
1. 北朝鮮のミサイル攻撃
2017年8月より北朝鮮のリーダー、金正恩氏が米国にミサイル攻撃を仕掛けると威嚇し続け、何度もミサイル発射実験を行っている。9月には北朝鮮のミサイルが日本上空を通過して、日本が攻撃されるのではないかと心配した人が大勢いたようだ。
北朝鮮と日本の距離が近いため、同サイトは、「ミサイルを発射されたら、日本国民は10分ほどしか攻撃に対して準備する時間がない」と述べている。
2. 少子化問題
日本が抱えている問題で、おそらく一番深刻なのが少子化問題ではないだろうか。総務省統計局の調べては、平成29年10月1日の時点で人口は1億2672万人となっており、前年同月に比べて22万人も減少。世界の人口増加が著しいのに反して、日本は減少する一方だ。
そして、すでに我々が心配しているように、同サイトは「少子化と高齢者社会化に伴う、労働力の不足と年金負担額の増加」について挙げている。筆者も年を重ねるにつれて、「おばあちゃんになった時に、ちゃんと年金を貰えるのだろうか……」と一抹の不安を覚えることがあり、同じように思っている人は少なくないのではないだろうか。
3. 政府が頼りなさすぎる!?
先日行われた第48回衆議院議員総選挙で、安倍首相率いる自民党が圧勝したことにより、安倍首相が国のリーダーとして続投することに。
海外では、かなり首相の支持率が下がっていたにもかかわらず、圧勝したことに驚きを隠せなかった人が多かったようだ。「投票したいと思えるような候補者が、他にいないということではないだろうか」との声も挙がっている。
読者の皆さんは、海外メディアが挙げた3つの問題について、どうお考えだろうか!? 日本の将来について不安を拭い切れない筆者は、「とにかく貯金だけはしっかりしておこう」と思っている次第だ。
参照元:総務省統計局、indy100(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.